軽度のうつ病に陥り、無気力に襲われた時の対処法と解決策【体験談】

こころ・メンタル
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うつ病の具体的な症状って?

あくまで僕の場合、つまり軽度のうつ病の場合で話を進めていきます。

以下にて、うつ病の具体的な症状を書いていきたいと思います。

不安感、焦燥感

「このままで大丈夫なのだろうか」

「自分はちっぽけでどうしようもない存在だ」

「将来はどうなるのだろうか」

といった不安が常に頭を巡っている状態でした。

その不安は全く消えることなく、絶えず追い詰められている精神状態でした。

無気力・倦怠感

とにかく頭では動きたいと思っているのに、それと相反し体は脱力して無気力になっていました。

いつもやる気スイッチが入る対処法では、効果がなくなる状態になってしまいました。

自分の気分を良くしようと、好きな音楽を聴く、お笑いを見るなどしても全く楽しめず、ずっとぼーっとしてしているような状態でした。

本当に死んだような状態で、絶えず頭でずっと答えのない問いを考えている感じでした。

睡眠障害(過眠症、金縛り)

無気力を通り越すと、十分な睡眠をとっても常に眠い状態が続きます。

特に、日中は眠気がひど過ぎて何も手につきませんでした。

過剰なストレスから身を守ろうと眠気がすぐに出てくるようになりました。

電車で座ったら、知らぬ間に寝てしまっていた…なんてこともありました。

明け方も、ストレスで金縛りにかかる日もありました。

慢性的な頭痛

上に書いたような、常に答えのないネガティブな問いかけをしている状態になっていたので、いつも頭が重だるい状態でした。

考え過ぎて、頭痛がするため、他のことも考えられないような状態で、完全に負のループにはまっていました。

うつ病から立ち直るために、取り組んだこと・解決策

僕は、軽度のうつ病になりはじめてから、半年〜7ヶ月くらいで、ほぼ元の状態に戻すことができました。

どのようにして改善したか、実際に自分が取り組んだ解決策を紹介したいと思います。

自分の考えを書き出す癖をつけて、頭を混乱させない

うつ病は、自分が抱えているちょっとした悩みを解決せずに後回しにし、自分の頭が整理できない状態にまで放置すると起こるものだと思っています。

日頃から、自分の考えや思い、気持ちを書き出すことで、頭の情報の流れが淀むことがなくなります。

僕は、これを実践するようになってから考え込む時間が減りました。

こちらもあわせてどうぞ

【うつ予防】もやもやと答えのない悩みをずっと考え続け始めたら、ノートに書きだして整理する

やりたいと思ったことを、できるものから順番に実行する

まずは、自分が今やりたいと思っていることを少しずつやってみることです。

やりたいと思うことは、「おしゃれなボールペーンを買う」や「穴場カフェに行く」といったとりとめのなものでも良いのです。

自分がやりたいと思うことを素直に実行することで自分に少しずつ自信が持てるようになります。

これをする上で、やりたいことをまとめた「やりたいことリスト」を作成するのは有効です。

実際に僕もこれはやっています。僕は年始めに作るようにしています。

「やりたいことリスト」について詳しく知り方はこちら

1年前に作った「やりたいことリスト」はどのくらい達成できたか、確認してみた

環境を変える

うつ病が改善されない原因は、「環境」かもしれません。

僕は、独立の仕事が上手くいかず、金銭的に逼迫していることもうつ病を悪化させている原因になっていたので、ひとまず会社に就職しました。(結局、その後退職してまたフリーランス生活に逆戻りしていますがw)

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うつ病の原因はどこにあるのか、それは人それぞれですが、もし環境にあるのなら、環境を変えるのは必至でしょう。

関連記事はこちら

まとめ|うつ病にならないためには?

過去、軽度のうつ病になって無気力で床に臥して思うこと。

それは、必要以上に自分を責めてはいけないということです。

他人から「未熟だ」「考えが甘い」など言われることはあります。

しかし、これに賛同して自分まで批判に加担してしまったら、誰が味方するのでしょうか?

僕は目標を高く掲げる完璧主義なところがあり、それに到達できない自分が許せなかった。

完璧主義は何だかカッコイイ響きだけど、損をすることが多い。
Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。 僕が、まさに「元完璧主義者」でした。 今は克服しつつあり、「ちょっと完璧主義」くらいになってきました。 完璧主義ってちょっとカッコイイ響きなクセして、これが良いことは...

この態度がうつ病という結果を招いたんだと思います。

人間は誰しも、ミスはするし、上手くいかない時もあります。

そんな自分も心から受け入れる、許せるようになることが大切なのかなと思います。

 

もちろん、うつ病を改善するには自助努力も必要ですが、何といっても第三者の助けが必要です。

僕も、カウンセラーの人にサポートしてもらい、軽度うつ病から早期に立ち直ることができました。

実際、国も精神疾患、発達障害などのケアとして様々な相談サービス・窓口を用意しています。

根本的な解決になるとは限りませんが、知っていないより知っている方が良いと思います。

無料の相談窓口サービスはこちら

うつ病になる前に知っておきたい、無料の相談窓口サービスまとめ【セーフティネット】

あと、うつ病になって困るのが就職ですね。

僕が軽度のうつ病になった3、4年前に比べれば、認知度は少しだけ上がってきて、うつ病に対しての理解は得られるようになっています。(全然まだまだですが)

今では、以下のような就労支援サービスもあります。

参考にどうぞ。

うつ病や発達障害の方向けの就労支援を行っているサービス

フリーター・ニート向けの就労支援サービス

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|