「即レス」は自分のためにするのであって、相手に強要してはいけない

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俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。

昔から、即レス文化撤廃を推奨している自分ですが、今回は即レスに関して、少し考え方が変わったので、そちらをお伝えしていければと思います。

最初にいっておくと、「即レス」はいらないと思っている

即レスをするのは自由ですが、即レスが基本みたいな今の文化は正直必要ないと思っています。

「即レスする人は優秀」という方程式は大ウソ
俵谷龍佑(@tawaraya1222)です。 僕は、この即レス出来る人は優秀みたいなのに、ものすごくモヤモヤを感じています。 というのも、即レスできる人でも全く仕事ができない人もいるし、そもそも返信作業が苦手な人もいるので、一括りにするのは...

即レスをするから、即レスを求め、そしてどんどん早い返信スピードを求め、みんな時間に追われるみたいな、悪循環に陥るからです。

「いや、相手を待たせているでしょ」という反論も聞こえてきそうですが、それ本当に相手待っていますか?

「相手を待たせているから」

「相手にこいつは返信遅くて仕事できないからと思われなくない」

という罪悪感から返していませんか?

緊急ということであれば分かりますが、配慮からの即レスは自分を消耗させるので、不要だなとつくづく思います。

「即レス」はあくまで自分のため、と思うと納得はいく

「即レスをした方が返信もれが減るから」という、しごく自分のための理由であれば、これは納得できるなと思いはじめ、即レスをするようにしました(まだまだ、遅いですけど)

だから、相手に即レスを求めません。

もし、早く返してほしい場合は、「”緊急””明日までに”返信をください」と伝えます。

結局、即レスを相手に強制するというのは、自分のペースに合わせろという意味と同義であり、なんだかかっこ悪いなと思います。

クリティカルで本質的なやりとりだけでいいと思っている

SlackとかChatworkが増えたおかげで、軽い雑談レベルのやりとりを増えて、すぐにタイムラインで流れてしまうような状態になって。

僕は、この状態が非常に苦手です。

即レスって、そもそもコミュニケーションの質が落ちるなと思っています。

フェイストゥーフェイスならば、相手の表情から、言外の意味を汲み取れるし、なんだかんだいって、発言する方がタイピングよりも、コミュニケーション速度は早いからです。

それをチャットに持ち込むとどうなるかというと、確認や言い回しがおろそかになり、コミュニケーションの質が落ちるのです。

めちゃくちゃ極端な例ですが…

「ライターの実績を教えて下さい」という質問に対して、

これを極度に早く返そうとすると、「3年です」みたいな回答になります。

確かに回答は早いですが、意図は「どんなメディアで書いてきたか・どんなテーマで書いたか・執筆年数・過去に書いた記事のURL」みたいなところだと思うのですが、これらを全く汲み取れていません。

つまり、質問した人がまた聞き返さなければいけないのです。

つまり、コミュニケーションの行き来が多くなって、非効率になってしまっています。

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これって、意外と多くのところで起こっていると思っていて、「早く返さなきゃ」がなければ、行き違いやトラブルもなくなるし、もっとクリティカルで本質的なコミュニケーションになるのかなと思っています。

まとめ

即レス自体は、とてもビジネス上大切なスタンスだと思います。

メリットについては触れてませんでしたが、実際にお互いの熱量を保てるということ、そして思いがけないアイデアが生まれるということ、こういった良い面もあると思います。

もちろん返信は早い方がいいに決まっているのは承知の上で、ただ、そこに質が伴わなければ、なんも意味がないよって話。

もっともっとこの考えが広まればなと思います。

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|