問題の衝撃作読みました。
もともとは、林修先生のテレビでやっていた講義で知り、なんとなくポチリとAmazonから購入したのですが、読んでみたら面白くってハマりました。
そこらへんのライフハック本や自己啓発本とは一線を画していて、新鮮でよかった。
「実力」は評価基準の中で優先度が低い
この本では「実力をつければ評価されるわけではない」ということをしきりに言っています。
大体、ほとんどのライフハックや自己啓発本が「まず実力をつけよう」というところから始まるのに対し、真っ先に「実力主義」をぶった切っていて非常に爽快でした。
「実力がある」から、よいポジションを手に入れられるのではなく、「実力があると周囲が錯覚する」から、よいポジションを手に入れられるという部分が大きいのだ。
錯覚資産とは、成功者がひた隠しにしている「卑劣な裏技」
錯覚資産とは、名前の通り、誰にも気付かれないような資産のこと。
この本では、実力があると錯覚させられる実績・言葉・表情全てを指しています。
しかし、なぜ錯覚資産という言葉をあまり耳にしないかといえば、それは成功者が隠したい真実だから。
錯覚させられていると気づけば、成功者が登ってきた階段はほとんどハリボテと分かり、信用を失墜してしまうからです。
部長や経営者という威厳の元、発言が信頼されていたのに、メッキが剥がれてしまえば、部下の統率もままならなくなってしまいます。
そのため、錯覚資産を世の中に出してしまうと、権力者を敵に回すことになるから、つまり世の中の成功法則を否定することになるから、なかなか大っぴらに誰も触れないとこの本に書かれていました。
まあ、ある意味これが真の成功法則であって、最も汚いやり方なんだよなと思いますね。
ブログの世界で言えば内容よりもアクセスの相互交換、互助会、ビジネスの世界であれば、実力よりも権力者とのコネクションなどなど。
具体的な錯覚資産の作り方
この書籍に書かれていたことを元にまとめてみました。(おそらくこんな感じ)
まず「種」となる小さな実績を作る
実績がゼロだと、錯覚資産を作ったとしてもただの詐欺になるので、すぐにメッキがはがれます。
まずは、何か一つ実績作りをしましょう。
なんでもいいと思います。できれば数値化できるものが好ましいです。
僕だったら、クライアントのサイトのアクセスを10万PV→26万PVとかですかね。
実績の周りに「錯覚」をコーティングさせる
まるで、アーモンドの上からチョコをかけていくように、実績の周りに錯覚をコーティングしましょう。
基本的に嘘はバレるので、「嘘ではない」範囲が良し。
さっきの僕の実績であれば、このように錯覚コーティングができます。
↓
クライアントのサイトのアクセスを30万PV近くまでアップさせた実績、検索順位アップのKW多数
「実績に見合っていない仕事」もとにかく受けてしまう
こういうのを積み重ねていくと、実績に見合わない大きな仕事を依頼されることがあります。
これを実力不足だからと断るのではなく、引き受けてしまいます。
僕もこれは昔からやっていた「ホラ理論」に近いのですが、引き受けて仕事をこなしていく中で実力をアップさせてしまおうということですね。
そうすると、自然に実績がメキメキとアップしていて、仕事が入ってくる好循環が生まれるという状態になります。
とにかく「発信」して「良く見せる」ことが大切
本当にこの本を読んで、つくづくSNSとブログで発信していてよかったなと思います。
実力ばっかり磨いたところで、それが評価される場がなければ次のチャンスは巡ってこず、実力をつけるスピードが遅くなってしまいます。
こういう部分でいうと、巷で批判されている「インフルエンサー」はやり方うまいなと思いますね。
僕は、発信はしているけれど、「良く見せる」ことがまだまだなので、もうちょっと工夫しようと思います。
とはいえ、情報商材屋みたいに「1億稼げる」「不労所得の生活」みたいなのはただの詐欺だからダメだけどね。
今日紹介した本はこちら!!
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