Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
昔から、注意散漫が自分の悪いところで、仕事をしていてもSNSや他のことが気になってしまって、集中力をもっと身につけたいな、なんて思っていました。
そんな時に、Amazonで見つけてポチったのが「自分を操る超集中力」。
読了したので、書評を書きたいと思います。
集中力の高い人に共通して存在する行動原則とは?
「自分を操る超集中力」では、冒頭で集中力の高い人に共通してある行動原則について紹介していました。
基本中の基本ですが、どれもできていないことばかりでした。
- 集中力は生まれつきや根性で決まると思っていない
- 長い時間を集中しているわけではなく、短時間の集中を繰り返している
- 疲れている=集中できないという錯覚にとらわれていない
このうち、最後の「疲れているから集中できないのは錯覚」というのは、何となく分かる気がします。
スポーツで言えば、ゾーン(フローとも)状態に近く、疲れて極限状態に近づくからこそ、信じられない力が湧いてくる瞬間ってあるんですよね。
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だから、僕も最後のポイントは大いに同意。
決断疲れを防ぐことが、集中を長く持続させるカギ
決断疲れというのは、大きな決断に限らず、判断をすること全てが該当します。
決断疲れというのは、往々にして選択肢が多い時に発生します。
例えば、1日にやる仕事が多く、「何から始めよう?あ、これは大変だからこっちからやろうかな」という仕事中の迷いも、ランチでお店でメニューを決める時も、実はエネルギーを使っています。
「自分を操る超集中力」では、このエネルギーを「ウィルパワー」と呼んでいます。
「ウィルパワー」が減ると、決断疲れの状態になり、集中ができなくなります。
なので、最も重要な事は選択肢を減らすこと、「自分を操る超集中力」では解決法として、、、
- 時間の制約を設けて区切る
- 作業をルーチン化する
- やることを一つに絞る
といったものが挙げられていました。
断続的に質の高い集中を生み出せるコツ
「自分を操る超集中力」の書籍の中でも、僕的に刺さった部分をピックアップして紹介します。
時間帯からやるべきことを決める
これは、人のリズムに逆らわずにスケジュールを組むということです。
例えば、頭の使う仕事は、まだエネルギーが満タンの時である早朝に、作業系は夕方以降に、といったように時間帯でやるべきことを決めていきます。
平たく言えば、自分の体調や調子に合わせてスケジュールを組むということなので、早朝にクリエイティブな頭の使う仕事が必ず捗るかといえば、そういうわけではなく、自分のその日の体調を見て、柔軟に決めることが重要ですね。
アイビー・リー・メソッド
参考になったので、僕も今実践中。
ルールは以下の通り。
1.紙に「明日やるべきこと」を6つ、メモする
2.その6項目を重要だと思われる順に1、2、3、4、5、6と番号を振る
3.翌日、このメモの順番に従って仕事を進める
4.もし全部できなかったら、悔やむことなく忘れる
5.その後、明日のための6つの項目を新しくメモする
6.1~5を丁寧に繰り返す
1〜3までは、取り組んでいる人も多いかもしれません。
ここで、大切なのは4番です。
やることリストって、作ると大体積み残しが出て、次の日に滞留していくんですよね。
そうすると、自己肯定感も下がるし、どんどん見るべき物が増えて、決断疲れにもつながってしまいます。
それを解消するのが「綺麗さっぱり忘れること」です。
なかなか、大胆で最初はできないかもしれませんが、「最も重要なこと」はできるようになるため、実はとても大きな一歩が踏み出せる時間管理術です。
ポモドーロテクニック
過去記事でも書きました。
過去記事はこちら
25分作業+5分休憩を繰り返すシンプルな時間管理術です。
ポイントは、5分の休憩時に別の仕事をせずにきちんと休憩すること。
この手法は、「焦らして」やる気を維持させるのが目的です。
ただ、僕は過去記事でも書きましたが、25分+5分って切り替えが早くって、「決断疲れ」になってストレスになることもあるので、いきなり導入せずに集中できなくなったタイミングでやってみると良いと思います。
慣れてきたら、全部に対応させても良いと思います。
ライフハック系の書籍の中では、かなり読みやすい部類
DaiGo氏の書籍は何冊か読んでいますが、終始読みやすいというのが特徴ですね。
書籍というより、ブログのような文体ですね。
僕は、自身がADDということもあって、相当ライフハックに関しては知識をインプットしているので、僕にとってはちょっと基本的すぎる内容ばかりでしたが、普通の人にとっては、かなりタメになる内容かと思われます。
今日紹介した内容以外にも、ノウハウだけでなく実践的なハウツーも満載なので、ぜひどうぞ!!
今日紹介した「自分を操る超集中力」はこちら
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