Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
僕も、やりたいこと探しをずっとしていました。
「やりたいことはこれか?それともこれか?」と自分を思いを紙に書き出して、まとめてるだけで堂々巡り。
確信を持てないのは、もしかしたらちょっとでもやりたいと思ったことをやる前から躊躇して行動していないからかもしれません。
やりたいことかどうかはやってみないと分からない
僕は4年くらい、「やりたいこと探し病」にかかっていました。
世間では自分探しというのかもしれません。とにかくフラフラとしていました。
この時の僕の心境はこんな感じでした。
- 今やりたいことはあるが、もっとやりたいと思えるものがあるのではないか
- やりたいことがたくさんあるが、どれが最も情熱のあるものなのか
- 色々あるやりたいことを一つの言葉にまとめて言い表したい
今振り返ってみれば、なんでこんなことに悩んでいたのかと思ってしまいますが、当時の僕はこういったことに真剣に頭を悩ませ、全然行動できていませんでした。
しかし、今ある程度やりたいことが明確になってきて思ったことは、やりたいことかどうかはやってみないと分かりません。
そもそも、頭で考えても判断する材料がないのです。
やって上手くいかなくても、絶望感より「腑に落ちた」感が湧く
やりたいことに踏み込めない大きな理由は、うまくいかなくて絶望感を味わうこと、挫折感を味わうのがいやだからというのが正直なところだと思います。
しかし経験上、やりたいことをやって失敗した時、あまり絶望感を感じたことはなく、どちらかといえば「なるほどね、こうやってみたら上手くいかないのか」と腑に落ちる感覚、事実に納得する感覚の方が強かったですね。
その後、やっぱりやってみて面白くないからやめようと思うか、もう少し続けてみようと思うかというのは自然に決まってくるところだと思います。
少なくとも、考えているだけよりは前進なわけです。
やりたいこと探しで、「100%やりたい」と思えるモノは探せない
選択肢が多すぎる現代において、たとえ100%やりたいと思っていることであってもいざ行動する時には悩んでしまいます。100%ではないのでは?と。
これは人間の損を回避する「プロスペクト理論」という習性なのでどうすることもできません。
なので、100%これだ!と思えるやりたいことが見つかるという幻想を捨て、ちょっとでもやりたいと思ったことがあれば、飛びつくくらいがちょうど良いと僕は思っています。
「とにかくまず動け!」とよく経営者がいう言葉を噛み砕くと、このようになるのではないでしょうか?
今日はこのへんで。
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俵谷 龍佑
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