Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
ITが発達して営業活動が苦手な人でも、フリーランスでやっていけるようになりました。
いやぁー本当に良い時代!
かくいう僕も、売り込むのは苦手なので、本当にこの時代に生まれてきてよかったなと思っています。
Webに営業(=売り込み)を任せることができる
今では、WebサイトやWebサービスを活用すれば、営業活動を自分がやらなくてもよくなります。
もちろん、最低限のビジネスコミュニケーションはとれないといけません。
例えば、「見積書を作る」「新しい上位プランの提案」など。
僕が、苦手なのは「買ってくれる見込みの薄い人を振り向かせる営業」です。
しかし、Webの発展によって、ニーズがある人を見つけやすくなりましたし、営業が苦手な人でも営業しやすい土壌が整いつつあります。
「営業してくれる仕組み」を構築する
営業してくれるというのはどういう状態かというと、「自分から売り込みをかけなくても、仕事の依頼の話が舞い込んでくる状態」のことです。
僕は、独立する前は働くイメージが湧かなかったので、企業に訪問し仕事をとらないといけないのかなと少し不安でした。
しかし、いざ独立してみたら、企業に営業をかけなくてもSNSやブログ、Web経由から仕事を得ることがほとんどで、僕が思い描いていたような企業から企業を駆け回るということは今までありません。
ちなみに僕でいうと、「営業してくれる仕組み」は以下のような感じで構築しています。
- SNSで自分のやっている仕事を発信
- ブログで有益な情報を発信、自分について書く
- 交流会などに顔を出し、人脈を増やす
- イベント・セミナーを主催する
- 様々なWebサービスに自分のサービス・商品を掲載しておく
- マッチング・求人サイトで面白い依頼があったら、応募
例えば、僕は以下のようなWebサービス、Webプラットフォームに自分の情報なり、サービスなりを掲載しています。
ストアカ・・・セミナーや講座をやりたい人向けのプラットフォーム
コリュパ・・・イベント告知プラットフォーム
note・・・有料記事を販売できるSNS・プラットフォーム
ココナラ、タイムチケット・・・スキルを販売できるプラットフォーム
サグーワークス・・・ライティングの案件募集が見られるプラットフォーム
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「自分から売り込む」よりも、「向こうから来てもらう」を目指す
自分から「仕事を下さい!」というよりも、「向こうから来てもらう」方が理想です。
たまに仕事を発注することもあるのですが、「仕事を下さい」オーラが強い人よりも、「この値段でしかやりません」のように、堂々としている人の方に魅力を感じます。
しかし、この向こうから来てもらう状態は、普通にしていたらなかなか作り出せません。
言葉遣いを工夫し、意識することで作り上げることができます。
相手が動きたくなる「言葉」を意識する
前段にも書いたように、押せ押せ営業で相手に何かを売るということはできません。
なので、その代わりに相手から「買いたいです」「興味があります」といってもらえるために、言葉一つ一つである工夫をしています。
それを少しだけ紹介します。
戦争用語/キツめの言葉はなるべく使わない
ケースバイケースですが、基本使いません。
戦争用語とは、以下の様な言葉のこと。
- 勝つ(1つが圧倒的に有利)
- 獲得(刈り取るみたいなイメージがする)
- 戦術・戦略(ゲーム感覚みたいな感じが)
- 囲い込み(人を人として見ていない感が)
- 独占(勝つと同様、独り占め感がある)
これらの言葉って、どうしてもキツくて高圧的な印象があります。
なので、あえてブログでも使わないようにしています。
僕は大概言い換えています。
- 勝つ→共生する
- 獲得→いただく
- 戦術・戦略→方法、手段
- 囲い込み→ファン作り、フォロー
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気づかないうちに周りの人を威圧してしまう「戦争用語」って!?
全てを正直にさらけ出す
僕はウソをつくのが苦手なので、正直になんでも言ってしまいます。
例えば、自分のサービスがとても高額な場合、変にメリットを提示するよりも、「高いので、ゆっくり考えて下さい」と、ゴリ押ししない方が両者にとっても良い結果が生まれます。
ゴリ押しして、無理やりサービスや商品を購入させれば短期的には収入が上がるでしょうが、その後にお客さんに後悔されてしまったらもう次はないだろうし、そのお客さんが周りに良い口コミを言ってくれるはずがないのです。
「〜下さい」、「〜が欲しい」という言い回しを使わない
上から目線の態度はもちろんダメなのですが、下手(したで)すぎる態度はよくないです。
僕は、新しい仕事をもらう時も「仕事下さい」「仕事が欲しい」とはいわないようにしています。
「関心があります」「興味があります」という言い回しを使い、相手に「お願いしたいです」と言ってもらえるようにしています。
それは、高飛車とかそういうことではなく、相手が自分自身の頭で考えて決めた結論はそうそう覆らない、つまりトラブルになりにくいからです。
まとめ
上にも書いたように、売り込み営業は苦手でも問題ないですが、やはりフリーランスである以上、最低限の見積もりや請求書、新規プランの提案といった最低限のビジネスコミュニケーションはつきもの。
全く口下手で人見知りって場合は、下記の記事を参考に鍛えましょう。
記事はこちら
【経験談】口下手な人必見!話術がなくても上手く話をつなげるコツって?
【書評】僕の「大学ぼっち」のピンチを救ってくれた奇跡の一冊〜好かれる人、嫌われる人の話し方〜:中野裕弓 著

俵谷 龍佑

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