昨日の記事にも書いたのですが、「UberEATS」の配達員の働き方が面白かったので、深く掘り下げてみたいと思います。
そもそも、「UberEATS」って?
配車サービスを行っているUberが提供しているフードデリバリーサービスのこと。
Uberは元々、アメリカのサービスでしたが、日本には2013年に上陸、
さらに去年、「自家用車タクシー」のサービスを始めるなどして、「白タク解禁」の流れを作った存在として日本のタクシー業界を震撼させました。
そんなUberが「UberEATS」という新サービスを2016年9月に日本でも開始しました。
現状、東京の一部地域(渋谷、恵比寿、青山、赤坂、六本木、麻布)でサービスを運用しています。
この「UberEATS」の面白いところは、お店で食べられる美味しいランチをなんと「ワンコイン」から自宅で食べられてしまうところ。
ちなみに、今登録されているお店をいくつか紹介すると、
- 十番右京(居酒屋)
- 宗胡(精進料理)
- 焼肉トラジ(焼肉)
- クリスピー・クリーム・ドーナツ(ドーナツ)
- 新橋亭(中国料理)
- 楽観 NISHIAZABU GOLD(ラーメン店)
など。
ジャンル問わず、様々なお店が登録されているのがわかりますね。
「UberEATS」の配達員がアツい!?
「UberEATS」は、まだ始まったばかりのサービスなため、人員が不足しています。
配達員といっても、実は車を持っている必要はなく、自転車か原付があれば誰でも登録できます。(これはアツいw)
「登録要件」も恐ろしくシンプルですw
勤務地や勤務時間は自由!?
これのメリットはここ。
UberEATSの配達員には勤務地も勤務時間も決められていません。
配達さえ、きちんとできれば報酬が発生します。
配達リクエストが入れば働くし、なければ待機です。(自宅にいてもOK)
気になる報酬の仕組みは?
ここが一番気になるところですよね。
勤務地が定められていないので、時給ではありません。
UberEATSでは、以下のように定義されています。
UberEATSでは、1回のデリバリーごとに基本料金が支払われます。
基本料金 = 受け取り料金 + 受け渡し料金 + 距離に応じた料金
受け取り料金: 531円
受け渡し料金: 236円
距離に応じた料金: 148円/km
例えば、1回の配達を完了すると (配達距離 2km):
基本料金 = 531 + 236 + 148 x 2 = 1,063 円<UberEATS公式ページより>
また、現状ではインセンティブは用意されてないようです。
支払いは、何と「週払い」!頻繁に遊びにお金が必要な学生にとっては、かなり割の良いアルバイトとして活用できそうですね。
「UberEATS」の配達員に対して個別で評価をされる
とはいえ、ラクなことばかりじゃなくて、配達で接客が悪い、配達時間に間に合わなかった、配達した商品が冷めていた、ということであれば、すぐさま自分の評価に反映されます。
要はミスしまくると、全く評価が下がりまくって、仕事が回ってこない・・・なんてことになるので、それなりのプレッシャーを感じながら、配達をすることにはなります。
個人のスキマ時間とスキルが価値になる
まだまだ新しい働き方でデメリットもあわせて大きいですが、この働き方は今後も拡大していくでしょう。
「メルカリ」や「Airbnb」といったシェアリングエコノミーが普及している中で、より個人のスキマ時間とスキルが価値に変えやすい時代になってくると思います。
要は、「副業時代」の到来ですね。
休みの日は誰でも手軽におこづかいくらいならば稼げるようになるという時代。
こうなれば、どんどん異業種、異業界同士が連携して新しい価値や経済変化を起こせそう。
UberEATSはそれこそデリバリー業界にとって脅威な存在なので、ヒヤヒヤしている人も多いと思いますが、個人的に面白い世の中になりそうでワクワクしてます。
UberEATSの配達員はまだ募集しているようなので、やってみたい方は応募ページから申し込んでみてください。→配達員の登録はこちら
まだあまり普及していないから、今がチャンスかもしれませんね。

俵谷 龍佑

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