昨日、言葉づかいについて書きました。

改めて、「戦う」「勝つ」といった戦争用語について少し掘り下げたく思います。
「戦争用語」は人に高圧的なイメージを与える
戦争用語とは、「勝つ」とか「負ける」いった戦いにまつわる言葉です。
実は、この戦争用語は特にビジネスにおいてよく使われています。「戦略」とか「陣地」とかね。
この戦争用語は、人に高圧的なイメージを与えてしまいます。たとえ無意識で使っていても、にじみ出てしまうのです。
よく使ってしまう戦争用語が以下の7つ。
・勝つ
・負ける
・戦略、戦術
・競争
・論破する
・奪う
・独占する
これ全部、「誰かを倒す・打ち負かす」っていうニュアンスが含まれているんですよ。
人生や仕事は勝ち負けで判断できるものじゃない。「そんなつもりはない」と思っても、言葉は嘘つかないので、出てしまうのです。
使うのが悪いわけではないんですが、高圧的で体育会系なイメージが出ちゃいますよということです。
こんな言葉に言い換えてみよう
・共存
・協力
・折り合い
・共有
・連携
「みんなで協力していきましょう」といったニュアンスの言葉を積極的に使うと、やわらかい印象になります。
しかし、使いすぎるとうさんくさくなるので注意です。
まとめ
言葉遣いの記事書いている時に、Amazonでいろいろな本見たのですが、子供に話しかけるためのコミュニケーションの本って意外に参考になりそう。
子供って、ものすごい敏感で純粋だから、接し方は本当に考えないといけない。しかし、なんで僕らって大人と話する時になると、「まあ通じるでしょ」と思ってコミュニケーションしてしまうのですかね?
自分以外の人間は、自分にとっての常識や前提は知らないし、伝え方を考えないと、全く別の意味合いで伝わる。自分の常識や前提は過信してはいけないなと改めて認識しました。
この話だと、以前紹介した「嫌われる勇気」がおすすめ。
他人とのコミュニケーションのやり方を根底から見直すには良い機会になるかと。非常に良書です!!

俵谷 龍佑

最新記事 by 俵谷 龍佑 (全て見る)
- 京都移住して1ヶ月!住んでみたら分かった意外な点10 - 2021年7月18日
- 【長岡・山古志】日本に元気を灯す。山花火と棚田・棚池のライトアップ - 2020年12月2日
- 未経験から叩き上げで、プロのコンテンツライターになるまで〜後編〜 - 2020年8月28日
- 未経験から叩き上げで、プロのコンテンツライターになるまで〜前編〜 - 2020年8月15日