僕がADD(注意欠陥障害)と公表するようになって、どう変わったか?

働き方、生き方
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

僕は、プロフィールにも書いているように、ADD(軽度)という発達障害です。

ADDと公表したのがだいたい2年位前で、ちょうどこのブログを始めた時期と同じくらい。

正直、公表するのにはかなり勇気が入りました。

しかし、僕は公表してからというもの、自分の内面的なものから自分を取り巻く環境が良い方向に変化したので、そのことを今日は書いていきたいと思います。

公表する前は、「人より劣っている自分」に自信を持てなかった

公表する前は、とにかく自分に自信を持てませんでした。

「人より劣っている自分」というコンプレックスが強かったのが、2年前の僕です。

正直、前職で社内失業になった直後でもあったので、かなり自信はへし折られていました。

それなのに、なんで公表したかというと人に背中を押してもらったからです。

当時ブログを立ち上げた時にお世話になっていたブロガーさんに「ブログで公表してみたら?同じように悩んでいる人のためになるかもしれないよ」と言われたのがきっかけでした。

思い切って、自分のコンプレックスを公表して変わったこと

どんなことが変わったのか、いくつか書いていきたいと思います。

自信を持てるようになった

公表する当初、ブログでも人に話すときでも、「甘えているだけじゃないの?」「精神障害を持っているんだ・・・」と馬鹿にされたり、軽蔑されると思ってました。

しかし実際、欠点を公表してみると、他人からけなされることも馬鹿にされることもなかったです。

むしろ、客観的に自分の良い部分を教えてくれる人が多かったです。(お世辞もあると思いますが)

公表して思ったことは、他人は案外、人のことをざっくり見ていてそこまで気にしていない、ということに気づきました。

そこから、だんだんと他人の評価を気にしなくなって、自然と自分に自信を持つことができるようになりました。

こちらの記事もあわせて読まれています

素直に「できないこと」を手放せるようになった

今までは、自分の「できないこと」をなくす努力をしていました。

しかし、そんなことばっかりやっていると時間が足りません。

僕は、「普通当たり前にできること」ができなかったりするので、今までは「できないこと」についてかなり悩んで落ち込んでいました。

スポンサーリンク

しかし、自分はADD(注意欠陥障害)であることを受け入れて、他人に話すようになったら、「向いていないこと」「できないこと」を手放せるようになりました。

例えば、僕の場合は、無理して苦手な「会社員」という生き方に縛られなくなったし、「人に自分を売り込む」ということをするのはやめました。

自分に合ったやり方ならどうすればよいか?という考え方に切り替えることができました。

以前は、不安で胸がつかえていた每日でしたが、自分にあった生き方を進むようになって、鬱屈とした気持ちになる瞬間はかなり減りました。

こちらの記事もあわせて読まれています

弱みを克服しても価値にならない。強みを伸ばすから価値になる。

「欠点」を「個性」として見てくれる人に出会えるようになった

僕は、ブログで自分がADD(注意欠陥障害)であることを公表しているので、仕事をお願いする人が僕のブログを目にすれば、僕が発達障害であることはバレてしまいます。

でも、それでも良いと思っています。

公表する前は、こんなこと書いたら、フリーランスとして食べていけるのか?と思っていました。

しかし、公表してからは、「欠点」じゃなくそういう人なんだと評価してくれる人と出会う機会が増えて、おかげさまで多くの仕事をいただけるようになりました。

さらけ出すことは、かっこ悪くない

自分の欠点をさらけ出すなんて、恥ずかしいし、みっともないし、カッコ悪いと思ってしまいますよね。

しかし、逆の立場になってみれば、何でも自分の辛い過去とかをあっけらかんと話している人はカッコ悪いとは思わないですよね。

むしろ、清々しくてかっこ良い。

実は、さらけ出す人の存在って貴重なんです。

よくテレビで成功者が美談しか語らないように、本当の失敗談を語れる人は数少ないです。

だからこそ、さらけ出せば自分と似たような悩みを持った人を救えるかもしれません。

それだけ、さらけ出すことって強力なエネルギーを持っているんです。

まとめ

もし、コンプレックスを持っていて、どうしようもない不安にかられているのなら。

まずは、身近な友達や家族に打ち明けてみましょう。

悩んでいる人はあなただけじゃないはず、大丈夫。

勇気を持って公表してみましょう。

こちらの記事もおすすめ!

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

The following two tabs change content below.
俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|