俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
フリーランスでいると、実力主義社会で、これが極まると資本主義というゲームでどう勝つかみたいな話になってきます。
例えば、どう自分の実績を数値で可視化させブランド化するかみたいな話ですね。
これは、ビジネス的には正解かもしれませんが、人としてはどうなのか、そんなモヤモヤを思っています。
実績や売上は、たかが「数値」でしかない
自分が生きるフリーランスという世界は、実力主義社会で、弱肉強食です。
実績がないものには仕事が回ってこず、実績があるものに仕事が回ってくる。
これが厳しいですが現実です。ただ、この資本主義に迎合しすぎると、自分を数値化しすぎてしまうのです。
例えば、
- 売上
- 実績
- レスの速さ
- 執筆本数
全く否定するつもりもないし、戦略の一つとして、自分も過去のライティングの実績を全て数値化しています。そして、その恩恵も受けています。
ただ、この数値化に頼りすぎるのは良くないなと思っているのです。
数値ではなく、人間性に魅力を感じてもらうことが本当のブランド
数値に頼りすぎるとどうなるかというと、自分の人間性を見てもらえなくなるということ。
自分を「お金」だとか「スペック」だとかでしか見てもらえなくなります。
人間なのに、機械と同じように見られてしまうわけです。こんな悲しいことはないですよね。
本当のブランドとは、人間性であり、もっと掘り下げれば、その人が挑戦する姿や弱み、プライベートだったりします。
だから、個人的には「売上」「実績」をゴリ押ししすぎないようにしています。しっかりと、自分の価値観や大切にしていることにも目を向けてもらう。
「この人に頼んだらなんか面白そう」が最強のブランド
結局、ブランドとは「この人に頼んだらなんか面白そう」と思ってもらえることだと思います。
「成果を出してもらいたい」とか、成果に期待するのではなく、この人は「面白い人だから一緒に働きたい」これが大事かと。
そのためには、やはり自分の価値観や考え、そして自分のやりたいことや夢、チャレンジする姿勢、これを常にSNSで見せていくことが重要なのかなと思いますね。
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