残業ゼロは、「働きたくないのに無理やり働いて戦闘不能になる人」を救う処方箋だと思う

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Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。

もうすぐ5月ですね。

電通の過労死問題以降、大手を中心に残業を大幅に減らす会社は相当増えたようで。

しかし、今現場では残業禁止になったことで、未着手の業務が膨れ上がって、余計にひっちゃかめっちゃかになっているところもあるみたいです。

まあ、こういう事態になっているのは、現場というよりは、企業の営業戦略や経営戦略の問題なので、現場ではどうにもできないんですよね。。

現在は、このような弊害が発生していますが、5年後には企業の背骨から入れ替わって、残業ゼロに向けて本格的に推進することと思います。(そう願いたいです)

残業ゼロは「働きたくない人」にとっての処方箋である

残業ゼロになると、みんなハッピーかというとそんなことはありません。

一番被害を食うのは、働きたい(スキル高めたい)という人でしょうね。

なぜなら、圧倒的に仕事時間が減って、スキルアップの時間が勤務中にできなくなるからです。

今までなら、スキルアップも定時後の時間にできたわけですが、残業ゼロともなればそうもいきません。

そういう意味で、残業ゼロは実はものすごいシビアなのです。

残業規制は「働く意欲のある人」のためのものではない

僕がよく読ませてもらっている「Books&Apps」というブログが、少し前に書いた記事がとても面白かったですね。以下、一部抜粋。

知人は言う。

「長時間労働は、能力の低い研修医にとっては、非常にありがたいことなんだよ。」

「なぜ?」

「仕事の質の低さを量でカバーするからだよ。そうして、能力が低い人も医者としてきちんと働けるだけののスキルが付く。」

「……」

「当然だけど、仕事の量は決まっているし、患者さんは待ってくれないから。」

「うん。そりゃそうだ。」

「でも、「残業の規制」は命令だから絶対だ。実際に、定時以降はシステムにアクセスできず、「カルテ」などが書けないようにされている。」

「なるほど、仕組み的に絶対に残業できないようになってるんだね。」

彼は頷いた。

「そう。でも当然、やらなければ仕事は溜まっていく。」

「……生産性をあげる、例えばカルテを書くスピードを上げるなどすればいいんじゃない?」

彼は皮肉っぽく嗤う。

「もちろんそうなんだけど、でも生産性をたかめるのは「能力の高い人」ならできるけど、「能力の低い人」にそれをいきなり要求しても、できるわけ無いよね。」

「……たしかにそうだ。」<引用:残業を規制すると「できる人」と「できない人」の格差がますます広がる。より>

ここでは医療現場の残業の話を引き合いに出し、残業規制の弊害として、新人のスキルが育くまれないという話が書かれています。

これを読んで「なるほど、確かにそんな弊害があるのか」と考えさせられました。

働きたいのに働けない・・・。そんなことも起きると思います。

しかし、僕は同時にこう思いました。

残業規制はそもそも働く意欲のある人に作られたルールじゃないなあ、と。

この残業規制が起こったキッカケを振り返ってみれば、代表的なのが電通の過労死問題なわけです。

つまり、パワハラを受けたり、働きたくもないのに無理して働いて戦闘不能になる人を救おうと、そういうルールなわけです。

残業で今まで何人も人が死んでいるのです。これは本当に異常なこと。

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人為的なものですからね、殺人となんら変わりありません。

残業ゼロにすることで、より健全な生活を送れる人が増えるならそれで僕は良いと思います。

働き足りないなら、副業・独立という手段でチャンスを広げよう

働き足りない人はどうすればいいか?

会社で働けないなら、副業・独立するしかありません。

今なら、会社を辞めずに二股入社を許している「サイボウズ株式会社」だったり、副業解禁した会社を増えてきつつあります。

働きたいという意欲は真っ当です。

しかし、働きたくないという気持ちも真っ当なわけです。

そもそも、日本人は勤勉すぎです。

サービス残業という名の強制労働は、もう時代遅れです。

「働くのがしんどい・・・」という人の声もそろそろ聞き入れて、少しそちら側に寄せることも大切なのではないでしょうか、と僕は思っています。

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ややマクロ的視点だけれど、非常に面白いです。

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

ライターの仕事を中心に、小規模事業者さんのWeb集客のお手伝いしています。マーケティングの実験の場として、音楽活動やイベントを開催しております。 ADD(注意欠陥障害)の症状に悩まされながらも日々奮闘しています。