俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
「いつも誰かに、そして自分に失望して自己嫌悪に陥る」
そんな人は他人と自分にもつ期待感を手放しましょう。
「期待」は、自分が知らぬ間にかけているプレッシャー
「期待すれば相手が喜ぶ」というのは実は思い込みだったりします。
期待というのは、「自分の気持ち」であり、「相手が期待してください」と言わない限りは、本来持つ必要がありません。
ときには、この期待が他人、そして自分にとってプレッシャーとなり、精神的に疲れてしまったり、相手を疲れさせてしまったりします。
自分への期待が、一番やっかい
もっともやっかいなのが、自分への期待です。
これは、無意識にやっていることも多く、なかなか気付けるものではありません。
例えば、「もっと、いつもならできるはずなのに、今日は調子が悪い」「もっと、自分ならできるはず」と、成長意欲の高い人ほど陥りがちです。
しかし、そんなに自分へ期待しすぎると、どこかで破綻します。
自分へ期待しないことは、成長を止めるのではなく、等身大の自分を見れるということ。
例えば、僕はいつでも収入が月5万になる気持ちで、生活水準を上げずに生きています。
自分への期待を過剰に上げず、「そんなに良い状態は長く続かない」といつも冷静に見ることが大切です。
「期待しないこと」は、フラットに見れるということ
期待しないというと、とても突き放した感じがして、冷たい印象ですが、そうではなくフラットに見れるということです。
「きっと経歴がすごいから、良いものを納品物を出してくれるだろう」と考えるのではなく、「経歴は良いけど、人は誰だって相性やコンディションがある。まず納品物が来るまで、冷静にいよう」と考える。
期待は、自分にかかっているバイアスのようなもので、それを取り除くことで純粋な視点・目線で相手と対峙できます。
自分が期待してしまうポイントを考えてみる
特に多いのが、プレゼントをもらうときですよね。
正直、誰もが期待を0%におさえるのは難しいと思います。僕も、0%期待していないというとウソになります。
自分がもっとも相手に期待することはなんなのか?これを知っておくだけで、意識的に相手への期待値を下げることができ、不用意に相手へ期待はずれと気分が沈むことがなくなりますし、自分への期待も減れば、自己嫌悪に陥ることもなくなります。
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俵谷 龍佑
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