俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
今までの僕に伝えたいこと:其の4~「分からない」は動かない理由にはならないよ?~の続きです。
これで、この連載記事も最後。
▼今までの連載はこちらをご覧ください。▼
今までの僕に伝えたいこと:其の1〜自分の気持ちだけは裏切ってはいけない〜
今までの僕に伝えたいこと:其の2〜失敗するって思い込んでいるだけだよ〜
今までの僕に伝えたいこと:其の3~挑戦の一歩を踏み出すのに自信なんていらない~
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今まで、ふらふらとして定職につかず、そして正社員になったと思えば社内ニートになって、逃げるように1年で退職した僕が、よく独立してフリーライターという仕事を今まで10ヶ月近く続けられたなと思っています。
独立してからは、とにかく来る仕事を全て受けました。そしたら、いつの間にか収入も安定し始めて、今では新卒の給料くらいまでになりました。

しかし、日々忙しくなっていくにつれて、違和感のようなものを覚えるようになりました。
忙しいと充実しているように思うけど、でも本来の目的はそこじゃない
多忙な時ほど、充実していて自分の思い通りの生活をしていると思いがちです。
仕事もたくさんあって、収入も安定してこの上ない状態ではありますが、そもそもなぜ仕事を始めたのか。僕はこの部分で少し悩み始めました。「そういえば、音楽やりたいと思って独立したんだよね、全然楽器にさえ触れられてない!」
確かに収入の基盤を作るのを第一優先にしていたとはいえ、全く楽器に触れていなかったのです。僕は、完全に忙しさにかまけて、向かうべき方向を見失っていました。
「それなりに良い状態」ではなく、常に「最高に良い状態」を求めないといけない
こう書くとわがままかもしれませんが、本来の気持ちを忘れてしまっては、いつかモヤモヤが大きなものとなって自分の行動は強制的にストップをかけられる時が来るでしょう。最近、Twitterでも書きましたが、決断は出来る限り早く常に行わないといけない。もたもたしていると、もはや自分で決断できない状態になるかもしれないのです。
自分の気持ちをおさえたままの生活はまず長続きしない。それは決断を先延ばしにしているだけ。
決断を先延ばしにすればするほど、他人や環境によって強制的に決断せざるを得ない状況に置かれることになる。その時果たして、冷静な判断ができるのか。https://t.co/LDVaqMRWS7— 俵谷龍佑 (@tawarayaryusuke) 2016, 2月 5
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これで、今までの僕に伝えたいことは全て伝えきりました。
今回、記事を書くにあたって過去の自分を改めて振り返ってみると…、いかに僕が「他人の目を気にしていたか」「自分が怠け者で弱い人間なのか」ということが分かりました。今後は、目標である音楽に向けて果敢にきちんと逃げずに向き合って挑戦していきます。
もう、自分のやりたいことからは逃げない。

俵谷 龍佑

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