俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
4年前の僕に伝えたいこと:其の1〜自分の気持ちだけは裏切ってはいけない〜の続きです。
会社を退職して、ミュージシャンになるという夢へもう一度向かおうと決意した僕ですが、いざ「会社を辞める」という現実を突き付けられた時に、最後の一歩がなかなか踏み出せませんでした。
チャレンジする=失敗すると思い込んでいた
退職しようと思ったとたん、もう一人の自分が「今やめて本当に良いの?」「周囲はやめとけっていっているんだから、失敗する確率が高いんじゃない?」「まだ1年目なんだから、もう少しいても良いんじゃない?」としつこく問いかけてきて、僕は頭を抱えてしまいました。
当時、既卒3年目でギリギリ新卒扱いで正社員で入社。正直、まっとうなキャリアを築くにはラストチャンスだったのです。
だから余計に、僕はもったいなく思ってしまいました。もし、ここでやめれば「自分の将来やりたいことに対する可能性の幅は狭まるのではないか」と。
しかし、今振り返ってみれば思い違いでした。
フリーランスであろうと、会社員であろうと自分の将来に対しての可能性を決めるのは自分次第だと思っています。
また、「将来ホームレスになったらどうしよう…。」とかよく分からない心配をしていたものですが、今になって思えば、よっぽどの理由がない限りはまず起こりえません。
周囲の人の判断は今の僕を見ている。でもチャレンジは未来にするもの。
音楽活動に専念するという理由で会社辞める、しかも1年目でってなれば、確かに周囲に反対されても無理はありません。
会社の人だけでなく、僕の知人にも引き止められました。そうやって、引き止められているうちに僕自身も「あれ、ひょっとしてこれやったら失敗するのかなあ?」と思い始めるようになりました。
しかし、周囲の判断ってその時の自分を見て評価しているんです。
チャレンジは未来するものだから、僕が変われば成長すれば、そもそもその判断は間違っているかもしれない。だから、誰にも分からない。
そう気づいて、僕は周囲の意見や判断を鵜呑みにするのはやめました。周囲の雑音を排除して、徹底的に自分と向き合って自分の考えを形にしました。
次回へ(※近日公開)
4年前の僕に伝えたいこと:其の3~自信がなくても挑戦の一歩は踏み出せるんだ~へ続きます。
俵谷 龍佑
最新記事 by 俵谷 龍佑 (全て見る)
- フリーランスは「地雷案件」や「炎上案件」と、どう向き合うべきか? - 2024年5月3日
- 紹介だけで仕事が回る人がハマる落とし穴とは? - 2024年4月27日
- ミスをした人は能力不足?それともルールの欠陥にハマった犠牲者なのか? - 2024年4月18日
- ビジネス書では教えてくれない、フリーランスがあまり直視したくない現実を言語化してみた - 2024年1月17日