俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
前の会社で働いているとき、いやでいやでたまりませんでした。
毎日行きたくありませんでした。これは実は学生時代、アルバイトをしていたときから似たような感覚がありました。
この閉塞感、いやな気持ちはいったい何だろう…?
行きたくないというと、周りからわがままだといわれて「自分はやっぱりわがままなのかな」と落ち込んでました。
しかし、退職して個人で働くようになって、組織で働くということを客観的に見ることができるようになって、やはり自分に向いていないんだなということを改めて実感しました。
思いついた面白いアイデアをすぐに実行できない
自分自身が一番いやだったのがここ。
特に、以前勤めていた企業が大手ということもあり、交流会や人の紹介で面白い人とつながって盛り上がったところで、その人と一緒に仕事をすることは叶いません。
大きい組織ほど稟議などウダウダと面倒くさい手続きがあるから。
とにかくスピード感がありません。もし実現したとしても3ヶ月後とかです。それじゃあ遅い(笑)
同じ場所でずっと働くのは効率が悪いから
同じ場所で働くのは効率が悪いです。
これに関していえば、僕のADDの特性にも原因があります。
とにかく落ち着きがないので、同じ場所に縛り付けられるのは辛抱がたまりません。
企画にはクリエイティブな発想が必要なのに、デスクがずらーと並んで人がひしめく環境で働いてたら良い発想は出てこないと思います。
体を動かすことによって脳も刺激されて活性化されるということは科学で立証されています。
このブログに関しても、ネタが降りてくる時は、大概ジョギング中かご飯を食べている時などです。
退社時間まで帰れない
フリーランスで働いてみて思ったのは、いかに夜に仕事をすることが非効率かということを実感します。
もちろん業種によっては夜に稼働しないといけないので仕方ないと思いますが、それにしても夜の作業効率の悪さは尋常ではありません。
朝起きたての方が頭が冴えていて集中ができます。
作業効率が悪い状態なのに、退社時間まで帰れないというのはなんて不毛なんだろうかと思います。
「なぜ遅刻が許されずに残業が強制されるのか」と厚切りジェイソン氏が興味深いツイートをしていたので引用。
業務に支障が出ていなければちょっとした遅刻は問題ないダロウ?遅れた分より定時過ぎでも残っているダロウし。日本はスタート時間に厳しいのにエンド時間にルースのは #WHYJAPANESEPEOPLE やわ
https://t.co/aiZMRTqB00— 厚切りジェイソン@書籍発売 (@atsugirijason) 2016年2月24日
「決まりだから」でよく分からない不要な業務を強要される
私が以前勤めていた企業は比較的大きな組織だったので、形骸化した定例業務がとても多かった。
ほとんどが意味のない「なんとなく」で実施されていた業務でした。
それは一切、仕事には関係がありませんし、非常に無駄な時間でした。
「そんな会社ねーわ、わがまま言いすぎ」って思う人もいると思います。
しかし、若い働き盛りの時期に苦痛に耐えながら働くのってどうなんでしょうかね。
苦痛に耐えながら働くことで果たして成長できるんでしょうか?
もし楽しく働ける環境があるのなら、私ならそちらの方に進みたいです。現にそう思って自分は会社を辞めました。
会社員時代に「使えない人間」扱いされて、ADDという病院の診断に絶望している時期もありましたが、フリーで楽しく働いています。
まとめ
もし自分のような考えを少しでも持っている人はわがままではなく、おそらく「合わない」のだと思います。
自分に合わない環境にいても力は発揮できないです。自分はつくづく実感しています。
自分が最大限に力を発揮するためには、自分の力を認めてくれる環境に行くのがもっとも良いと今ではそう思えます。
今では、収入を得られるWebサービスがたくさんあります。
クラウドソーシングサービス
「ランサーズ」・・・数十分で終わる簡単なデータ入力からシステム構築まで、様々な仕事を個人で受託できる
「クラウドワークス」・・・ライティングメインに仕事を受注できるサービス。PVに応じて、継続的に報酬を得られる
スキル提供サービス
自分のちょっとしたスキルを自分で値付けして販売できるプラットフォームも存在します。代表的なのは以下。
「ココナラ」
「タイムチケット」
「ストアカ」
リクルーティングサービス
簡単に言えば、転職したい人をエージェントに紹介するだけで、お金がもらえるサービス。
今、色々なサービスが立ち上がっていてこれもなかなかアツいです。
「SCOUTER」
など、実は知らないだけで、個人で生計を立てていくためのインフラは整っています。
組織で働かなければ生きていけないというのはとうの昔の話。
今では、組織でも個人でも生きていくことは出来ますよ。
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社会不適合者と割り切って、人と違う生き方を歩むのもアリだと思う。
俵谷 龍佑
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