俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
前回に引き続き、フリーライターの僕がランサーズタスクでいくら稼ぐことができるかの検証結果を報告します。
検証記録はこちらをどうぞ
- ランサーズタスクで、1ヶ月でいくら稼げるのか検証してみた【検証開始】
- ランサーズタスクで、1ヶ月でいくら稼げるのか検証してみた【5日目】
- ランサーズタスクで、1ヶ月でいくら稼げるのか検証してみた【10日目】
経過報告
756円
ちーん(笑)
ランサーズタスクの挑戦で力尽きてしまった原因はたった一つ。
作業量と収入が見合わない
とにかくここに尽きます。実際に「ランサーズタスク」の依頼を例を挙げてみます。
《条件》
- 文字800文字以上
- 報酬額は156円(手数料除き)
- あまり触れたことのないジャンル
- 書き方自由
《作業時間》
- 案件検索:10分
- 記事執筆:30分
- 修正・提出:10分
ん…?ランサーズタスクをするのに、時給が200円を下回っている?!という結果になるのです。
これじゃ、ランサーズで稼ぐことができないのも当然ですね。。
「ランサーズタスク」の依頼は総じて単価が低い
「ランサーズタスク」はとにかく文字単価が低い案件が多い。
また、ランサーズタスクの全てが承認されるわけではなく、拒否されることもあります。
もちろん様々なレビューを見た上での検証なので、分かりきっていることではありましたが、単価がびっくりするほど低いのでございます。
さらに、この安い単価から手数料が引かれるので、入ってくる額は雀の涙です。。
「ランサーズタスク」はサラリーマンの副業程度、まだライター初心者であれば、利用するのはいいかもしれない。
しかし、がっつりランサーズタスクでは稼げないので、専業のフリーライターがライティングの案件としてするでは少々厳しいものがあると思います。
フリーランスや個人で仕事をしていると、自分の仕事に使えるはずの時間を「ランサーズタスク」にまわすため、全体の収入にも影響を及ぼしかねず、多くの時間を割くことができませんでした。
そのため、ランサーズタスクで稼ぐことができませんでした。
「ランサーズタスク」では、良質な案件を探すのに時間がかかる
1文字1円はあれば良い方で、1文字0.2円という驚愕な依頼も。
これは空いた口が塞がらない。在宅ライターの仕事なら、もっと良い仕事探せますよ。
1文字2円とか今はザラなので。
「ランサーズタスク」で稼げる案件を探そうと思うと、とにかく一苦労です。
もし探せたとしても募集が終了している、あるいは条件付きで作業ができないなど、制約だらけでございます。
「ランサーズタスク」では実績が積み上がらない
ランサーズタスクで稼げないのはまあ良いです。しかしさらに大きな致命的がこれ。
実績が公表できない
ランサーズタスクで受けた依頼は規約上、記事の権利を譲渡する決まりになっている。
それ以前に、書いたものがどこにUPされているか明示されていないことが多いです。
もし、ライティングを起点に仕事をするなら、実績が積み上がらないのは致命的なデメリットです。なので、ランサーズはキビシイです。
だって、新しい仕事をする時に実績見せられないですからね…。次につながらないわけです。
結論
ひとまず検証はここで終わりとします。
結論、ランサーズタスクで稼ぐのは難しいです!!
今回はランサーズタスクにおける検証をしましたが、「プロジェクト」や「コンペ」でも、決して単価は高くありません。本当に良い案件はすぐに埋まり、ほとんどが1文字1円を下回っています。
しかし、上でも書きましたが、勤めながら趣味程度にライティングスキルをつけたいという初心者の方にはランサーズタスクはおすすめできます。
しかし、繰り返しますが、それでもランサーズタスクで稼ぐのは難しいです。
在宅ライター、フリーライターの人は特に旨味がないので、おすすめしません。
だって安い上に、ここから手数料を根こそぎ持っていかれるのだから。
ランサーズの中の報酬は価格崩壊を起こしているので、わざわざ飛び込む必要はないように思います。
もし、ライター系の仕事を探すなら、手数料の引かれない直接取引ができる求人サイトがおすすめ。
普通に案件が募集されているサイトでも、良いですが、意外とアルバイト求人サイトにもWebライターの案件情報は落ちていたりします。
例えば以下に挙げたものはおすすめ。
おすすめのライターの仕事が探せる求人サイト
- Wantedly・・・面白いベンチャー企業をザクザク探せます(在宅もあり)
- マッハバイト(旧ジョブセンス)・・・ベンチャーのフルタイム求人あり(一部ライター職)
- バイトーク・・・様々なバイトを探せます(出勤型のライター職が多い)
- アルバイトEX・・・在宅ライターから出勤型のライター業務まで
実績のある人は、専業禁止で有名な「エンファクトリー」が運営している「Teamlancer」に登録すると良いです。
ここでは、新規プロジェクトを立ち上げて、そのメンバーがほしい企業やフリーランサーが登録していて、一緒にやれるメンバーを探せるプラットフォーム。
マッチングという意味では、クラウドソーシングに近いですが、こちらの方がよりリアルに深くつながれます。
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俵谷 龍佑
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