Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
仕事や勉強でやる気が出ない、スイッチが入らない、そんな時は誰でもあると思います。
長らくやる気が出ない状態が続くと、だるい状態になり、自己嫌悪に陥ったり、不毛にダラダラと働くことになったりと、良くないことが続きますよね。
あんまり長期化すると、自己肯定感が低くなって、うつの初期症状にもつながる恐れもあります。
昔は、やる気にムラがあり、どうしたらやる気が出ない状態を脱せるかといろいろと悩んでいたのですが、最近はこのやる気をコントロールできるようになり、8割方、ベストに近いベターな状態で自分を維持できるようになりました。
僕が実際にやっているやる気が出ない自分、やる気スイッチが入らない自分をコントロールする対処法を紹介していきます!
明確に予定を立てる
やる気が出ない一つの原因は、時間に余裕があるという思い込みがあるから。
時間に余裕があるというのは、実は感覚的に判断しているもので、測ってみたら全く時間がなかった・・・ということがよくあります。
予定を組む時に、「商談の資料をまとめる」「A案件について」「B案件について」といったようなざっくりだと、どれだけ作業があるか明確になっていません。
3つしかやることないから大丈夫だろうと、脳は怠け始め、結果やる気が出ないということになってしまいます。
明確に予定を立てる方法は下記の記事を参考にどうぞ。
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簡単なタスクからどんどんこなし、時間を作る
よく、難しくて重めのタスクは後倒ししない方が良いとビジネス書には書かれていることが多いですが、これはケースバイケースです。
重めのタスクを無理やり早い段階でこなそうとすると、やる気が出ない、スイッチが入らない状態になり、結果的にネットサーフィンしたり、全く関係のない不要な作業をするなど、現実回避をするようになります。
これを繰り返すと、
- よし、重めのタスクをやろう→「まずは今日のニュースをチェックをしてから」
- よし、重めのタスクをやろう→「まずは一本コーヒーを飲んでから」
重めのタスクを実行する決断をしたけど、直前で他のタスクをすることを選択しているので早い段階で「決断疲れ」の状態になります。
決断疲れが繰り返されると、脳が疲弊して早い段階で疲れてしまいます。
やる気が出ない状態が長引き、やる気スイッチがなかなか入りにくくなります。
期限ギリギリまで手を付けない
この期限ギリギリというのは誤解を招きそうなので、詳しく説明すると、全てのタスクを期限ギリギリで終わらせるということではありません。
全部を期限ギリギリでやってしまうと、いつも仕事に追われる状態になって、やる気が出ない状態が慢性化します。
そうではなく、「期限ギリギリで終わらせるタスク」と「余裕を持って終わらせるタスク」を分けます。
例えば、以下のような条件で分けてみると良いです。
期限ギリギリで終わらせるタスク
- 裁量権が大きく、直前の修正などが入らない。クライアントと直やり取り
- 業務量の多くないもの
- 委託や外注などを行わず、自分だけで完結するもの
余裕を持って終わらせるタスク
- 修正が多い、レギュレーションが厳しいもの
- 業務量が多く、外注や委託と協力するもの
- 一部の工程を携わっているもの
また、期限ギリギリというのも、納期1分前に提出するというたぐいのものではなく、納期3〜1日前には終わらせる、当日朝までには終わらせるというスケジュール感のことを指します。
夜に大切な予定を入れてしまう
例えば、仕事の終わりに何にも予定がなければ、「最悪、残業すれば終わるか」と時間に余裕を感じてしまい、やる気が出ない、やる気スイッチが入らない原因になります。
夜に大切な予定を入れるというのは実に効果的で、「間に合わなければ、誰かに迷惑をかける」という点で、強いプレッシャーがかかります。
時間がないという制約で、やる気を出さざるを得なくなります。
まとめ
つまるところ、やる気が出ない原因は、「時間に余裕がある」と思い込んでしまう所にあります。
これを思わないようにする、つまり怠けないようにする工夫が大切ですね。
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俵谷 龍佑
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