クロスバイクやロードバイクが危ないわけじゃなく、運転者が危ないだけ

オピニオン
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クロスバイクやロードバイクに乗る人が増えて、自転車の危険運転もフューチャーされるようになりました。

僕は、この問題は3年前くらいから個人的に問題視しておりまして、ようやくか・・・という感じです。

僕がクロスバイクを乗り始めたのがちょうど3年前、そしてロードに乗り換えたわけですが、だからこそですが、自転車の危険さを身にしみて実感しています。

「ながらスマホ自転車」で死亡事故が発生し、社会問題化

女子大生「ながらスマホ自転車」で衝突!77歳女性死亡―耳にはイヤホーン
7日(2017年12月)、川崎市麻生区で、大学生がスマホを操作しながら自転車に乗り、77歳の女性が乗る自転車と衝突して転倒させ、女性は頭を強く打って病院で死亡した。女子大学生は左手にスマホ、右手に飲み物を持ち、両耳にイヤホーンを差し込み、電動自転車だった。女子大生は「相手に気づかなかった」と話しているという。神奈川県警...

以前あったこのニュース。

ぶっちゃけ、どの自転車にも当てはまる問題です。

ちなみに、自転車の危険運転の罰則って知っていますか?

2015年6月1日に改定され、自転車のルールがより明確化、厳格になりました。

これ、覚えておかないと大変なことになります。

自転車の危険運転に関しては、14項目の危険行為として警視庁がまとめています。

  • 信号無視
  • 通行禁止違反
  • 歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
  • 通行区分違反
  • 路側帯通行時の歩行者の通行妨害
  • 遮断踏切立ち入り
  • 交差点安全進行義務違反等
  • 交差点優先車妨害等
  • 環状交差点安全進行義務違反
  • 指定場所一時不停止等
  • 歩道通行時の通行方法違反
  • 制御装置不良自転車運転
  • 酒酔い運転
  • 安全運転義務違反

ちなみに、自転車で相手を死亡させてしまった場合、過去の事例を参考にすると、、、

小学5年生が歩行者と衝突して後遺症の残る重症を追わせた事例では、親の監督責任として9500万円の賠償額が言い渡されています。95万円じゃないですよ、9500万円です。

最近、ニュースで取り上げられた事件は、死亡事故でかつイヤホンしながらスマホと飲み物を持ちながら運転って悪意しか感じられないので、残念ながらおそらくこれと同等かそれ以上になるかと思います。

いやそうでないと遺族が浮かばれません。

イヤホン、傘差し、スマホながら運転は違法です

これらは全て安全運転義務違反の典型的な具体例です。

考えれば分かると思うのですが、イヤホン運転も傘差しもスマホながら運転は全部、交通違反です。

イヤホンでは耳がふさがり、傘差しでは正確にブレーキとハンドルを切れません。スマホしながらじゃ、視界がふさがります。

止まって確認すれば良いのにと思うのは僕だけ?

イヤホン片耳なら自転車運転OKとかありえません。

片耳でも、正確に運転ができなければ、安全運転義務違反です。

しかし、これをしている人は非常に多いです。

今は、警察による自転車の取り締まりも厳しく、自転車でイヤホンをしながら運転をすると罰金対象になります。

地域によりますが、5万円以下の罰金を課せられることもあるので、やめましょうね。

僕が個人的にやめて欲しいと思う自転車の危険運転・危険行為

ここからは、実際人によっては「大丈夫でしょ?」っていう認識の人もいるかもしれない行為や行動になりますが、明らかに自転車の危険行為なので、絶対に今日からやめてください。

歩道を走る

「歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)」に該当するんですが、そもそもからして!

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自転車は軽車両です。その認識あって走ってますか?っていう話なのです。

最近では、歩道に自転車マークのある場所があるので、全部が全部走ってはいけないってことじゃないです。

ただし、車道も整備されて自転車マークがついている場所も増えてきているので、車道を走るのが本来のルールです。

これに対し、「自転車は車道を走るな」と一部の車ユーザーが批判をしていることがありますが、それは「自転車は歩道を走るもの」というのが当たり前って思っているからと思います。

これからは、「自転車は車道が基本」になります。

ママチャリでも、これは一緒。危ないんですよ、歩道を歩いている子供とかひいてしまう可能性があります。

どうしても、歩道通らなければならないのなら、徐行するか人がいっぱいなら押して歩きましょう。

それができないなら、乗らないことです。

車と同様という認識がない人が乗ればいつか事故を起こします。そんな人には絶対に乗って欲しくない。

車道を逆走

本当にやめてほしい自転車の危険行為がこれ。マジで迷惑です。

かわすのに一旦、車側に出ないといけないし、こちらにも危険が及ぶのです。

どういう感覚でやっているのか、さっぱり理解できません。

出会い頭で止まらない

これも歩道を走ると一緒で、軽車両という認識がないように思います。

出会い頭は死角だから、スピード出したら危ないに決まっています。

こちらがいくら徐行しようと、防ぎようがありません。

せっかく魅力いっぱいの自転車が「危険な乗り物」という認識になる

クロスバイクやロードバイクって本当に魅力的な乗り物なんですよ。本来は。

僕がドハマリしている自転車の魅力について熱く語ってみようと思う
Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。 3年前、友達にすすめられるがままにクロスバイクを購入してから、僕は自転車の魅力にとりつかれてしまい、そこから幾度となく山道や海道を渡ったりしております。

風を感じられるし、どこへでもスイスイいける。

車と違って、狭い道も走れるし小回りも利く。

自転車が乗りやすい環境が整備されているのに、一部のくそみたいな運転をする人のせいで「危険な乗り物」という認識になって規制される。

クロスバイクってちょっと踏み込んだだけで、相当スピードが出るので、かなり気をつけて運転しています。

クロスバイクが危ないっていうよりは、運転手なんですよね問題は。

だからこそ、平気な顔で当たり前のように危険運転をしている人が許せません。

せっかく楽しい乗り物なのに、危険とみなされて乗れる場所が限られてしまう。

そうならないためにも、みなさんルールを守りましょうね。

自転車の怖さ・危なさについてみんなに理解してもらいたいと思っています!
ぜひ、この内容をいろんな人に拡散したいのでシェアお願いします!

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|