Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
またまたホリエモン氏の書籍は読みました。
これもなかなかおもしろかった。
ホリエモン氏の書籍はいつもストレートな物言いでキツイが、言っていることは非常に筋が通っていて、なるほど!と膝を打つ考え方ばかり。
この書籍、一見「学校教育の批判」という重いテーマかと思いきや、「好きなことで仕事をする大切さ」を解くものすごい広がりのあるテーマで、多くの人に刺さる内容になっております。
この中から、僕が重要と思ったポイントを3つ紹介します。
勉強とは、与えられた物を覚えることではなく「何かに没頭する」こと
勉強というと、「覚えたくないものを覚える」「興味のない知識を身につける」というイメージですが、実際は自分が没頭したいと思えるものに没頭することだと書籍の中でホリエモン氏は述べていました。
僕もこれには大いに賛同です。
僕は、学校での勉強も、会社での仕事も面白くなかったです。
どちらも「やらされ仕事」だったから。
結局、自分でやる意志があるものなら、いくらでもできる。
僕は、この感覚は2年前に独立してまもなくブログで身に付けました。
とにかく、夢中に文章を書き続ける感覚に、なんだか面白さとワクワクを感じることができました。
それまでは、仕事や勉強というものは面白くないものであり、僕はナマケモノと考えていましたが、その考え方が180℃変わりました。
過去を再利用しない、強引に結び付けない
この文章を見てグサッときました。。
まるで心当たりがアリアリだったからです。
僕は、過去での実績、過去にやってきたことと現在を結びつける思考グセがありました。
しかし、本来、やりたい気持ちと過去の自分がやってきたことなんて関係性はないのです。
過去のやってきたことにひっぱられると、結局、自分の想像内から出ることなく常に同じようなレベル感で物事をすることになります。
今やりたいことにフォーカスする、ここ大切ですね。
お金や時間といった資源を使うのは未来ではなく「今」
「「すべての教育は「洗脳」である」」の中でホリエモン氏は、とかく日本人は「貯蓄型思考」でなかなか「投資型思考」にならないと述べていました。
貯蓄型思考とは、この書籍ではこう表現されていました。
「将来のリスク」をあれこれ思い浮かべ、今この瞬間の「やりたい」という気持ちをこらえる。代わりに、学歴や資格、スキルといったものを「蓄え」ようとする。
彼らにとって、学校から得られるものは、お金の蓄えと同じ、リスクヘッジの手段だったのである、このように、「貯金」と「学校」に対する人々の価値観はガッチリと重なっているのだ。本章では、将来への「蓄え」を重んじる考え方のことを「貯金型思考」と呼ぼう。<すべての教育は「洗脳」である: 21世紀の脱・学校論より>
耳が痛いですね。
つい、将来の保険と、肩書きや学歴をつけようとしますが本来、大切なことは「今何をしたいか」なんですよね。
まとめ
この書籍でホリエモン氏は、繰り返し「今この瞬間が大切」ということを言っていました。
こういう「貯蓄型思考」の意識が抜けないのは、日本のメディアでこういうところばかりクローズアップするからでしょうね。。
非正規雇用の増加と貯蓄額の少ない若者にフォーカスを当てて社会問題として取り上げていますが、長期的に見てそこを解決すれば本当に日本の経済が良くなるのかと甚だ疑問ですね。
言い方にトゲがあるので、ちょっと反発したくなる方もいるかもしれませんが、そういう気持ちをグッと抑えて読み進めていくと、ホリエモン氏の言っていることがじわじわ分かってきます!
好きなことを仕事にしたい方にはおすすめですよ!ぜひどうぞ!
本日紹介した「すべての教育は「洗脳」である」はこちら
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好きなことがないままでは、多様な働き方の時代で生き残るのは厳しくなる
社会不適合者と割り切って、人と違う生き方を歩むのもアリだと思う。

俵谷 龍佑

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