Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
僕は、何度もこのブログで書いているようにチームワークが苦手です。
そのため、最新のWebサービスを使って、なるたけ自分一人で完結できるよう収益化する方法を模索しているのですが、その時に大切になるのが情報収集。
今までも、情報収集は人並み以上にしてきましたが、最近になって情報収集をしているだけではダメということに気が付きました。
情報を読んで「タメになった」で終わりではダメ
情報収集をするには、必ず目的があるはずです。例えば・・・
- 特定の情報を探している
- 特定の業界に関する知見を広げたい
- 暇をつぶしたい
- 時事・最新のニュースに目を光らせておきたい
などなど。
情報収集というと、ゴールは「情報を集めること」だと思いがちですが、実はそこではなく「得た情報を元にアクションを起こすこと」です。
僕の場合だと、Webサービスや最新技術を知るだけでなく、そのサービスに登録してみる、使ってみるというのがゴールになります。
使ってみないと、仕事に活かせるか分かりませんし、メリット・デメリットも把握できません。
情報収集では「情報を管理する仕組み」「情報を元に実行できる仕組み」が大切
僕個人の定義だと、情報収集力とは・・・「情報を管理する仕組み」「情報を元に実行できる仕組み」を作ることだと思っています。
情報を得る力ももちろん大切ですが、「情報を適切に管理し、それを元に実行できる仕組み」がないとせっかく得た情報は活かされません。
エビングハウスの忘却曲線って知っていますか?
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは、意味のない3つのアルファベットの羅列(られつ)を、被験者にたくさん覚えさせて、その記憶がどれくらいのスピードで忘れられていくかを実験し、調べました。その結果を、グラフ化したのが「エビングハウスの忘却曲線」です。
この実験から、20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後77%、1ケ月後79%が忘れてしまうという結果が出ました。<エビングハウスの忘却曲線より
>
このように、人間はすぐに忘れる習性を持っているので、ただ情報収集するだけではそのアクションが徒労に終わってしまう可能性があります。
貴重な情報を留め置くためには、やはり「情報を管理する仕組み」が必要なのです。
「情報を管理する仕組み」で意識したいのは、すぐに見返せるかどうか
情報を管理する仕組みを作るときに意識したいのは、すぐに見返せるかどうかです。
僕は、過去にブログで紹介した「Google Keep」というメモツールを使って管理しています。
こんな感じ。
正直、メモツールはなんでも良いと思いますが、すぐに見返せるということでオフラインでも見られる、すぐに起動できるのがオススメ。
なので、「複数ツールにメモ」「大きなメモ帳に手書き」ということは僕はしておりません。
最初は、ついカテゴライズにこだわちゃいますが、そういうのは無視してメモを付けることに専念しましょう。
カテゴリを増やしすぎると、わけがわからなくなって、カテゴリ分けに時間がかかる、探すのに時間がかかるとなり、メモをつけるのも見返すモチベーションを下げてしまいます。
「1日1つチャレンジ」というノルマを課し、得た情報を一つずつ実行していく
こちらも過去に紹介した「一日一新」という方法で得た情報を一つずつ実行しています。
情報収集したものの中でメモしたい!と思えるものならば、そこには必ず行動が伴うはず。
例えば、「〇〇というラーメン屋に行きたい!」「〇〇というマウス欲しい!」「〇〇というWebサービス使ってみたい!」など。
1日1つチャレンジというのがハードルも程よくて、おすすめの「情報を元に実行できる仕組み」です。
これ導入してから、着実に得た情報を行動に活かせています。
まとめ
どんどん世の中の流れるスピードが早くなる中で情報収集を適切に行える人は、素早くトレンドを掴んでいけると思います。
僕もそうなれるよう、日々研鑽中でございます。
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俵谷 龍佑
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