Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
ライターを始めて3年目。
よく「書きたいことを上手く文章に書けない」「読みやすい文章ってどうやって書くのか?」こんな相談をされることがあります。
というわけで!今回、特別に、「つっかかりなく読みやすい文章にするテクニック」を書きます。
文章苦手な人、これからブログを運営していきたいという人は必見!!
1.専門用語は記事の中の10%前後にとどめる
これは、扱うテーマによるかもしれませんが・・・。
専門的な内容・情報が欲しいという人をターゲットにしているのであれば良いです。
しかし、僕のような雑記ブログ、一般的な内容を書くのなら、専門用語は出さない方が良いです。
簡単な一般的な用語に変換しましょう。
専門用語があるだけで、「ああ、もう分からない!」となって、記事から離脱してしまいます。
2.重複表現に気をつける
もちろん、人によって気になる表現、気にならない表現がありますが、ない方がもちろん良いですね。
例えば・・・
- 頭を使いすぎて頭痛がする
- 違和感を感じる
- 必ず必要です
- 内定が決まる
使ってしまいそうなものだと、上のようなものが挙げられます。
こういった表現に気をつけるだけで、「ん?」と読み途中に止まることがなくなりますね。
3.正式名称を使う
これは、間違って使ってしまっている人が多いです。
みなさん、アイフォンってどう書くのが正解かわかりますか?
アイフォンは「iPhone」、ユーチューブは「YouTube」です。
小文字、大文字がビミョーに混ざっているのです。
これを間違って書いていると、違和感アリアリの文章になり、内容に集中できなくなります。
4.スマホで見やすい改行を心がける
ほとんどの人が、ブログをパソコンで書くことと思います。
しかし、今ネットサーフィンの大半はスマホ。
パソコンの改行の状態と、スマホの改行の状態は全く違います。
必ず、公開した後は自分のスマホで確認することが大切。
5.トゲがでやすい「戦争用語」の使用は控える
以前、記事で紹介した「戦争用語」。
戦争用語とは、「独占」「勝つ」「戦略」といったように、元々、戦争や合戦で使われていた言葉のことを指します。
コテコテのビジネス記事を書いていくブログであれば、戦争用語との親和性が高いでしょう。
しかし、一般的なブログやコラム、メディアだと、少々刺々しくなります。
僕は、文章だけでなく会話でも極力使わないように心がけています。どうしても、高圧的な印象を与えてしまうので・・・。
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気づかないうちに周りの人を威圧してしまう「戦争用語」って!?
6.文字色は少なめに
カラフルにした方が見やすいと一見思いますね。
実は逆効果。目がチカチカして読むのが疲れてしまいます。
文字色は黒太文字か赤(または蛍光マーカー)で十分です。
使っている色が多いと、本当に伝えたいことが何なのか分からなくなり、せっかくの文章も台無しになってしまいます。
7.文末の言い回しに気をつける
ここは経験則で身につくところになりますが、文末の言い回しは文章を読みやすくも読みにくくもする重要な部分です。
例えば、以下の二つの文章があるとして・・・
「遠足に行って、高尾山に行った。その後、高尾山の温泉に行きました。」
「遠足では、高尾山に登りました。登山後、汗を流すべく高尾山のふもとにある温泉に入りました。」
下の文章は、文末以外もいじっていますが、文末を見てもらうと分かる通り、一辺倒よりも言い回しを色々変えたほうが読みやすくなることが分かりますね。
もちろん、これはだいぶ極端な例ですがw
ちなみに、僕は文末表現で迷った時、同義語辞典や類語辞典を使うことがあります。
例えば、「参加」という表現だと、これだけの類義語が存在します。
- 関与
- 参画
- 参与
- 出席
- 参列
- 出向く
- 出座
- 列席
まとめ
読みやすい文章と読みにくい文章には、実は歴然とした差はないんですよ。
本当に些細な差であり、みんながおろそかにするところ。
読みにくいというだけで、伝えたい真意が伝わらない可能性があります。
それではもったいないですよね。せっかく書いたのだから。
せっかく時間をかけて書くのなら、今日もポイントを踏まえて、読み手に伝わる読みやすい文章を書いていきましょう!
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俵谷 龍佑
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