俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
やっぱり、仕事もプライベートも好きなこと、情熱を注げて好きなことにしていきたいですね。
ただ、「好きなことを仕事にする」というのは、とても簡単なようでものすごく難しいことです。
好きなことを仕事にするには?
「好きなことを仕事にする」
これは、多くの人が憧れることであり、みんなの理想です。
小さい頃から好きだった歌を仕事にしているミュージシャン、
趣味の料理が仕事となり、自分のお店を持てている飲食店オーナー。
こういった成功例を聞くたびに、良いなーなんて思ってしまいますが、僕はこういった例はかなり運の要素も強いと思っています。
まず、好きなことを仕事にするには、いくつかの障害を突破しないといけないからです。
ステップ①:好きなことを見つける
まず、ほとんどの人は日々の暮らしや仕事で時間がありません。
その限られた時間の中で、好きなことを見つけていくわけですが、好きなことを見つけるというのは、人生をかけて考えていくテーマの一つで、一つ見つかっただけでも僕はキセキだと思っています。
ステップ②:好きなことを仕事にする上で必要な「苦手なこと」を克服する
好きなことを仕事にするとなれば、ときには自分が苦手なこともしないといけません。
例えば、ミュージシャンであれば、ただ歌の技術を上げるだけでなく、ワンマンライブの企画・集客、ホームページの更新、SNSの発信など、やることがたくさんあります。それを厭わずにできるか。
この好きなことと、好きなことを仕事にする過程で発生する苦手なことのジレンマに悩む人はかなり多いと思います。
ステップ③:好きなことを「ビジネス」に変える
ここが最大の難所。
好きなことをビジネスに変えていきます。ただ、自分がやりたいことをするのではなく、誰かにとって必要なものでなくてはならない。
それは、根性とかやる気とかいう問題ではなく、ビジネスセンスの話になってきます。
趣味であれば、自分がやりたいことを貫けばいいですが、ビジネスではそのこだわりも少し抑えていく必要があります。
それをどこまでできるか。
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ここまで書いた中で、僕は、最も大変なのが、「ステップ②好きなことを仕事にする上で必要な「苦手なこと」を克服する」だと思っています。
結局、自分の苦手なことを克服するのは、好きなことを突き詰めることよりも苦痛なことで大変です。
となると、「好きなことに対する情熱」が、「苦手なことを克服する苦痛」よりも上回っていないといけないことになります。
「好きなこと」と「向いていること」のバランスを考える
結局、大切なのは、好きなことと向いていることのバランスだと思います。
そして、僕のように不向きなことが多くある人は、「自分が得意、かつまあまあ好きなこと」を選ぶのがおすすめです。
というのも、「好きなことを仕事にしている」人のヒストリーを見てみると、
「小さい頃に絵をほめられた」
「コンクールで歌唱コンテストで優勝した」
など、小さい頃に成功体験を積んでいる、好きなことがそもそも得意なことであるケースが多いのです。
実際にやってみないと、自分の情熱の大きさが分からない
とはいえ、「小さい頃からやっていないとやっぱり無駄」というのは違うと思っていて、なんでもやってみないと好きかどうかはわからないからです。
大人になってから出会い、発見することもあります。
チャレンジしてみないと、好きなことを仕事にする上で必要なことに、どのくらい「苦手なこと」があるか分かりません。
大切なことは、「好きなことがあったらすぐにやってみること」だと思います。
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俵谷 龍佑

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