あえてフリーランスを「おすすめしない理由」を書いていこうと思う

フリーランス戦略
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俵谷龍佑(@tawarayaryusuke)です。

僕は基本的にフリーランスを絶賛するような記事を書いたことがない。

「会社員での働き方が合わないならフリーランスにしてみるのもアリかもね」くらいに書いています。

ただ、ここ数年フリーランスになる人が爆発的に増えて、ぽっと出で瞬間風速的に成功してしまったフリーランスが「会社員はクソ、フリーランスが善」みたいに説く人が増えたので、ここで誤解を解消したいと思う。

フリーランスのメリットについては、このブログで散々語ってきたので、ここでは辛辣なあんまり人が語らないようなデメリットだけを凝縮して書こうと思います。

自由な生活が得られるというのは大きな誤解

よく「フリーランスは自由だよね」みたいなことを聞かれることがありますが、まずもって誤解です。

たぶんフリーランスで完全に自由な生活できている人ってごく僅かだと思います。

フリーランスと言っても色々な働き方があり、例えば・・・

①企業常駐型フリーランス(外部エンジニアなど)
②受託型フリーランス(ライターやデザイナーなどクリエイター系)
③独自コンテンツ型フリーランス(YouTuber、ブロガー等)
④投資系フリーランス(仮想通貨やFXトレーダー)

この中の働き方で自由度が高いのが多分④で他は仕事に追われる生活だと思います。

よっぽど収入が良ければ、③も自由ですが、後発のライバルを出し抜くために日夜頭を使わないといけないので、大した自由度は得られないかと思います。

特に、①、②でブラックな取引先にあたってしまうと地獄で、会社勤めよりも劣悪な環境で働くことになります。

フリーランスは自由な分、体よく使える人材としても見られますから。

このツイートとかリアルです。

過去の派手な経歴は殆ど役に立たない

アクセンチュア→リクルート→コカ・コーラみたいにピカッピカの模範的な経歴だったとしても、フリーランスになって聞かれるのは「何できるの?」ということ。

そして、最も致命的なズレは、大手企業でマーケティングやっていても、SNS運用していても、営業していても、それがそのままフリーランスの活動に使えるかといえばそうでもないということ。

要は、会社のブランドで仕事をしていたのか、自分の名前で仕事していたのかということです。

成長機会を作りにくい

これがフリーランスで最もきついところです。

会社であれば、自分に不適正な仕事でも有無を言わさずにぶん投げられますが、フリーランスはその辺自由です。

仕事も一緒に仕事する仲間を選べます。

しかし、たとえ同じようなことをずっとやっていても、誰も指摘してくれないという部分もあります。

つまり、現状維持でやっていても危機感を感じないってこと。

ゆでガエルのように、もう手遅れの状態の段階で気づくのです。

フリーランスってまず生計を立てるので精一杯で、これをしながらチャレンジもしていかないといけない。

結婚して子供がいる場合は、さらに難易度が上がります。

不況時に真っ先にクビを切られる

リーマンショックみたいな不況の時に最もやばいのがフリーランス。

会社員も今は安定しない時代と言いつつも、雇用問題に関してはまだまだフリーランスよりも守られているのは事実。

契約社員とか派遣はまた別と思うが、上でも書いたように、フリーランスは業務委託契約だから結構体よく扱われる。

なので、いの一番に切られる可能性が高い。

会社のように厚生年金もないので、自分で「守るためのお金」の勉強をしておかないといけません。

まとめ

フリーランスは、予想の1000%くらい、何から何まで自分です。

そして、主体的でないと、まず途中で先細ります。

これらを見て、「楽しそう!」と目を輝かせて言える人はフリーランスやってみる価値あると思います。

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とはいえ、僕のようにノープランで会社辞めてフリーランスになるのではなく、会社員+複業から始めるのをおすすめします。

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|