「動きたくて眠れなくなる。」では、やる気を出す様々な考え方を易しく解説しています。
どうやって人間のやる気が湧き、行動につながっていくのかといった話が書かれています。読みやすく自己啓発本が苦手な人でもすらすら読めます。
これは、かれこれ5年くらい前に薦められた本で、ずっと買えずじまいでした。
そして、とうとう「動きたくて眠れなくなる。」を買いました!
読みやすく、書いてある内容も「なるほど、そういうことだったのね‥」と舌を巻く内容ばかり。
今回は、その中でも特に心に残った部分だけ抜粋して紹介します。
1.マイナスな感情も自分にとって必要なもの
「動きたくて眠れなくなる。」の中では、マイナスな「怒り」や「悲しみ」の感情を否定したり、押さえつけることはいけないと書いてありました。
つまり、その気持ちを受け入れた上でどのように解釈するかが重要らしいです。
- 「怒り」→自分が想像していたものと実際のことの間にギャップがあった。自分のものさしは本当に正しいのか、もし自分のルールが譲れないのなら、相手にどう伝えるべきかを考える。
- 「落胆」→自分の期待値や目標と結果に大きな開きがあったから。期待の大きさを調整してみる。
マイナスな感情は誰しもが抱くもの。
それを否定していては、持っている本来のパワーをいかんなく発揮することは難しいです。
2.目標は達成するものではなく、感情にスイッチを入れるためのもの
「動きたくて眠れなくなる」の中でも、これは特に響きました…。
その通りですね。
僕個人として、必ず目標達成はするものっていう考え方にすごい抵抗があったので。
目標はあくまで自分を動かすための動機でしかなくて、 ガイドとかレール的な役割と勘違いしてはいけない気がします。
だいたい、毎日自分もコンディション違うでしょうし、環境も日々変わりますし。
3.「時間がないからできない」ではなく、やらないから時間がなくなる
「時間がない」は、「自分が重要だと思う事に割く時間がない」と言い換えられます。
人は無意識にネットサーフィンをしている、飲み会に参加していたりと、人生においてさして重要ではないことに時間を割いているものです。
つまり、重要なことに取り組まずに他の事に時間を割いているから、時間がなくなると本書では述べています。
4.都合の良い事は「自分のせい」に、都合の悪い事は「やり方」のせいにする
良いことは自分自身のおかげで起きたと言い聞かせて、ミスやトラブルは「やり方」のせいにしてしまうのです。
これは、ポジティブに物事を考えられる方法と本書では述べられていました。
つい、悪いことも自分のせいにしてしまいがちです。
「自責の念」という言葉がありますが、あれはやり過ぎると、自分を過小評価しすぎていずれ潰れてしまいます。
「自分はできる人なんだ」と思った方が人生良い方向に転がるもの。
悪いことは大概、「やり方」や「手段」が悪いだけ。
能力となると、なんだか途方も無く先の見えないことに思えてしまうけれど、「やり方」や「手段」のせいと言い換えてしまえば、正しいやり方をするだけだから、「なんとかなる」と思えるようになります。
5.ポジティブな身体を使い方をして、ポジティブな感情を生み出す
スポーツマンは自分の勝ちパターンがあります。
いわゆる、「ルーティンの動き」というやつです、
バッターボックスに立ったら必ず「腕を上げる」や、ステージに立ったら「深呼吸をする」など、プロであるほど、自分にとってポジティブな動きを知り尽くし、勝負時にポジティブな感情を生み出せるようなトレーニングをしています。
この書籍で日頃できることでオススメされていたものは、掃除とストレッチ。
掃除は普段と違う動きをするから、脳が刺激されてポジティブになるらしいです。
まとめ
とざっくりと紹介しましたが、「動きたくて眠れなくなる」には、他にも目からウロコのノウハウがたくさんつまっています。
ビジネス書・自己啓発書が苦手な人でも、結構すんなり読めてしまうので、おすすめ!
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俵谷 龍佑

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