フリーランスのライターは専門特化すべきか、否か?

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※アイキャッチ画像はChatGPT4で生成

フリーランスの本を読むと、しきりに出てくる言葉が特化ですね。

私は、一般的でいうところの「特化」はできていません。

なにせ偏愛できるものがないし、飽きっぽい性格でもあるので、頑張ってみたけど自分には合いませんでした。

そして、開き直って特化するのをやめて自然体でいくようにしたら、スルスルと事がうまく進むようになりました。

今回は、オールラウンダー型、特化型どっちが良いのか?完全に自身の経験に基づいた独断と偏見から書いていきます。

なぜ、特化することが持て囃されるのか?

特化すれば、その道についての知見が増えて、より専門性が増して、稀少人材になる、結果として仕事が増える…

こんなロジックだと思います。

裏を返せば、特化していないと全てのジャンルで表層的な知識しか得られず、他のライターと差別化できないということがいえます。ただ、これは本当なのでしょうか?

専門特化すべきか、否か?

結論からいうと、特化したほうが良いです。

「特化するのをやめて自然体でいる」私がこの発言をしていることが矛盾と感じているかもしれません。

まず、そのために専門特化の定義と目的からお話ししたいと思います。

「どう見せるか」よりも「どう見えているか」が大事

まず、専門特化は自らなりにいくものではなく、「気がついたらなっていた」ということが多いんじゃないかなと思います。

どういうことかというと、自分から「どう見せるか」と定義するのではなく、他人から、「専門特化しているようにみえているだけ」なのかなと。

専門特化で陥りがちなのが、どう見せるかに固執してしまうこと。散々僕も失敗してきました。

「豆乳に特化したライター」
「健康茶に特化したライター」

など……。

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ここで私がやっていた失敗は「絞る的を狭くしすぎていた」ことでした。

絞る的を狭めすぎない

この絞る的を狭めすぎないことこそが専門特化のコツです。

つまり、一般的な肩書きでも十分、専門特化できる可能性があるということです。

特にライターなどのクリエイティブ職は、職種自体の専門性が高く、他の職種と比べるとそもそも希少人材といえます。

業種ではなく「行動」で絞る

とはいっても、ただ「webライターだけ」ではなかなか印象に残りません。

そこでおすすめなのが業種ではなく行動で絞ること。

  • リサーチが得意なライター
  • 旅をしながら働くライター
  • 話すのが好きなライター

ここも、前段と同じく絞り込みすぎないこと。できるだけ広く取ることが大切です。

無理に肩書きを作る必要はない

一方で気合いを入れて、新しい肩書きを作ろうとする人をいます。

が、これは個人的には必要ないかなと思います。

理由は2つあって、1つがその肩書きを認知してもらうまでに時間を要すること、もう1つがうさんくさく見えてしまう可能性があること。

胡散臭いと思ってしまう、怪しげな肩書きを勝手に紹介していく
個人事業主は、自分自身が看板だから、肩書きはとても大切です。 他と差別化をしないといけないから、頭一つ抜きん出ようと、アイデアを駆使して斬新な肩書きをつけて、世の中の脚光を浴びるというケースも少なくありません。 しかし、殆どの場合は、「うわ...

専門特化で大切なのは「持続力」

まず、肌感覚として、名乗ること、行動すること、続けることこの3つを満たせる人は20%程度です。名乗っていても行動していなかったり、続けてなかったりと言うパターンが多いです。

大切なのは、ラベリングして行動し続けること。そして続けるのも数ヶ月ではなく、数年単位です。

専門特化したから、取材を受けてバスって……とイメージしがちですが、そうではなく続けていたら自然と勝手に認知されるのが本当のところです。

肩書きはいつでも変えられる

肩書には自分の側面の1つでしかないので、変えたい時に変えましょう。

絞り込みすぎたと思ったら絞りをゆるめて、緩めすぎたとおもったら絞れば良いのです。

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|