Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
4月。新生活シーズンですね。
就職した新社会人の方は、今ちょうど研修を受けていて、現場配属されるまで意気揚々としている頃でしょうか。
僕が、もし新社会人に伝えるメッセージがあるとするならば、「出る杭になろう」ですかね。
ちょっと偉そうですみません。決して、そんなつもりはないので、最後まで読んでみてください。
IT業界ならではの視点から、この「出る杭は打たれる」の悪しき習慣について少しばかりお話しさせてもらえればと思います。
「出る杭は打たれる」を気にして、大勢に埋没してはダメ
出る杭は打たれる。
これは、日本の風土を示す時によく使われる言葉です。
しかし、この言葉は、もう時代遅れ。
ここ数年でグローバル化は進み、技術は躍進的に進化しています。
出る杭は打たれるから、ひっそりと過ごしておこう。
今までは、そんな乗り切り方が通用したかもしれませんが、もう今後10~20年でそれも通用しなくなります。
大勢に埋没してはダメなのです。
それはなぜか?
「出ない杭」は、ロボットよりも価値の低い存在になるかもしれない
ロボットが人間の代わりに仕事をするようになるからです。
ロボットなんて、SFの遠い未来の話のように聞こえますが、自分たちが持っている携帯電話やパソコンは20年前なかったのを思い出してもらえれば、答えは明白だと思います。
今は、こちらの質問に全く答えてくれないペッパー君ですが、もう2、3年の内にまともに会話ができるようになるでしょう。ドン引きです。
10年後になったら、もはや想像さえできません。
人間がバカにされているかもw
そんな時代になった時に、目立った卓越した個性やスキルがないのであれば、どんどん置いていかれるでしょう。
「出ない杭は放置される」時代の幕開けです。
下手したら、ロボットよりも価値が低く、ロボット上司の元、働く部下になってしまうかもしれません。
「自分にしかできないもの」を見つけなければならない時代になった
結局、考えないといけないのはココだと思っています。
いかに、自分にしかできないものを見つけられるか。
自分にしかできないものとは何か。
やや陳腐な表現で申し訳ないですが、それは「自分が楽しめるもの」「自分が情熱を燃やせるもの」だと思います。
じゃないと続きません。
「やりたいことを探す」ことを軽視する人がよくいますが、それは前時代的な考えだと思います。
なぜなら、自分が食べていくための手段も楽しく情熱の持てるもので、本気でやっていかなければ、ロボットに代替されてしまうからです。
今までも別に楽ではなかったかと思いますが、これからはロボットという脅威により一層さらされながら生きていかなければなりません。
そんな中で、いやいや仕事をしているようでは、とても自分にしかできないものにはならないのです。
自分にしかできないものを見つけ、「出る杭」になるにはどうすれば良い?
このブログで何度も言っていることですが、とにかく色々な仕事や働き方を知ることだと思います。
それが一番手っ取り早くできるのが、副業という手段。
今やっている仕事がロボットによって代替されるかもしれない。
そんな中で、会社員として一つの仕事をしているだけでは、スピードが遅すぎるのです。
平行して、いろいろな仕事をした方が良いです。
ここ2、3年でどんどん副業のサービスが誕生しています。
以前も紹介しましたが、副業サービスをざっと書いただけでも、これだけあります。
有名な副業サービスはこちら
・クラウドワークス(簡単な記事作成の仕事がたくさん)
・タイムチケット(自分のスキルや得意分野を切り売りできる)
・愚痴聞きサービス(愚痴を聞いてお金をもらう)
・家事代行サービス(CaSy)(家事代行)
・メルカリ(ご存知!不用品売買サービス)
・akippa(駐車場スペースを貸し出せる)
・Airbnb(民泊ができる)
いきなり、生活できるレベルまでにするにはなかなか大変ですが、数万くらいだったらいけなくもないと思います。
「就業規定で副業がNGだから」・・・と、踏みとどまっていてはダメですよ。
「自分にしかできないもの」は、行動でしか見つけることが出来ないから。
どんどんチャレンジして、「自分にしかできないもの」を見つけ、出る杭になりましょう。
そうすれば、最終的に生き残れます。
ただし・・・
甘い誘惑には注意ですよ。挑戦心に付けこんで、だます悪い輩がいます。
基本的に、「すぐ稼げる」「やっておかないと損」という文句はだましの常套句なので、お気をつけを。
以前書いた、こちらの記事を参考に見極めてもらえればと思います。
参考になる記事
「すぐ幸せになる方法」が見つかる可能性は天文学的確率です。潔くあきらめましょう。
ぜひ読んでもらいたい!おすすめ書籍
俵谷 龍佑
最新記事 by 俵谷 龍佑 (全て見る)
- フリーランスは「地雷案件」や「炎上案件」と、どう向き合うべきか? - 2024年5月3日
- 紹介だけで仕事が回る人がハマる落とし穴とは? - 2024年4月27日
- ミスをした人は能力不足?それともルールの欠陥にハマった犠牲者なのか? - 2024年4月18日
- ビジネス書では教えてくれない、フリーランスがあまり直視したくない現実を言語化してみた - 2024年1月17日