親知らずを抜き終わったばかりで、今疲れ気味の僕です。
本当は、面白いもの食べに行きたかったが、あんまり派手な物は食えなさそうなので、前から気になってたこの検証を。
たぶん、途中で飽きて厳密には検証しないので尻切れトンボになると思うので、その点ご了承をw
ビートルズといえば、世界的に有名なロックバンド
今や、ビートルズって知っている?と聞いて、「いや知らん」と答える人はほとんどいないと思う。
60年代のアーティストなので、ざっくり60歳〜65歳くらいの人がまさにリアルタイムの世代だし、その親世代はもちろん一緒にテレビなどで見ているはず。
んで、ロックで通説なのが、大体好きなロックアーティストを辿っていくと、最終的に「ビートルズ」というもの。
コレ本当か、ちょっと確かめてみようと思います。
①ONE OK ROCK
今や若者だけでなく、幅広い世代に絶大な人気のあるONE OK ROCK。
では調べていきましょう。調べたら、昔のインタビュー記事を発見。以下、抜粋引用。
ー そうなんですか!元々ルーツ的にはどういう音楽が好きなんですか?
Taka「西海岸のパンクから、エモ(エモーショナルロック)にどんどん移っていく感じですかね。」
Toru「わりとバンドをやり始めてからバンドサウンドな音を聴きだした感じなんです。だから同じタイミングで、同じ環境で、ちょっと上の世代のバンドを聴いたりもしていました。」
ー 具体的には?Toru「高校生の頃は、グッド・シャーロットとかフーバスタンクにフォール・アウト・ボーイ、リンキン・パークにSUM41、ザ・ユーズドとかですね。」
ー いいですね!!Taka「僕も全く一緒です!」
<引用:ONE OK ROCK インタビュー Page2より>
- グッド・シャーロット
- フーバスタンク
- フォール・アウト・ボーイ
- リンキン・パーク
- SUM41
- ザ・ユーズド
この中から、リンキン・パークをピックアップして深掘りしていきましょう。
リンキン・パーク
リンキン・パークっていえば、去年の11月にONE OK ROCKと夢の来日共演が実現していたのだが、ボーカルの急死でなくなってしまったのは、記憶に新しい。
僕もライブチケット買っていたのです。。
高校生の時によく聴いていました。
またまた音楽メディアに記述があったので、抜粋。
「それがチェスターの素晴らしいところの一つだよね。彼は人生の中でそれぞれの時期に幅広いシンガーから影響を受けてきた。デイヴ・ガーンやジェイムズ・ヘットフィールド、フレディ・マーキュリーとかね。折に触れて、僕は彼がそうしたシンガーと肩を並べることになったと考えてたんだ。でも、彼は決して同意しなかった。彼は絶対に認めようとしなかったんだよ。でも、ここ数ヶ月、多くのアーティストが公の場でも、個人的にもチェスターやリンキン・パークからどれだけ影響を受けたか教えてくれた。それは本当にすごく有り難いことだったよね」
- デイヴ・ガーン
- ジェイムズ・ヘットフィールド
- フレディ・マーキュリー
この中から、フレディ・マーキュリーを選んでみましょう。
フレディ・マーキュリー
こちらも、伝説のロックバンド「Queen」のボーカル。
70年代のバンドにもかかわらず、キムタク主演のドラマ「プライド」のテーマソングになったりと、日本でもかなり有名。
実は「Queen」というバンド、調べてみたら・・・
ビートルズのジョン・レノンの代表曲「イマジン」をカバーしていて、さらにアルバム「ホットスペース」にジョン・レノンの追悼曲が収録されていました!
というわけで、、、
ONE OK ROCK→リンキン・パーク→フレディ・マーキュリー(Queen)→ジョン・レノン(ビートルズ)
辿り着きました!!!!
②X JAPAN
もうひとつは僕が大好きなX JAPANを見てみましょう!
X JAPANのYOSHIKIが影響を受けたバンドとして有名なのがKISS!
これは、よくテレビでも語っているので、有名ですね!
〈ロックとの出会いは11歳。父を亡くしたばかりのころだった〉
父親を自殺で亡くしているんです。もともとクラシックピアノをやってまして、父親には毎月クラシックのアルバムを買ってもらっていました。将来は、「クラシックのピアニストになるんだろうな」と、なんとなく感じていたのですが、父を亡くした瞬間に、僕の中ですべてが変わった。事故死や病死ではないことで生まれた怒りと苦しみと悲しみと……頭の中がクエスチョンマークだらけになったんです。
〈そんなときにレコード店で見かけたキッスのアルバム「ラヴ・ガン」。そのビジュアルにショックを受け、音にまた衝撃を受けた〉
<引用:YOSHIKI「僕のロックの原点はKISSだった」より>
KISS
KISSといえば、悪魔のようなメイクで有名で、ビートルズとは縁もゆかりもなさそうな感じがしますが、実は2003年にHMVで書かれている論評にハッキリと書かれていました!
一般的にはハード・ロック/ヘヴィ・メタル・バンドのイメージが強いキッスであるが、彼らの音楽的ルーツは言うまでもなくビートルズにある。そのイメージに囚われてもしキッスを敬遠しているとしたら、それは音楽を聴く楽しみを一つ損していると言っても過言ではない。それほどまでにキッスは音楽的に優れたグループなのである。例をあげて説明しよう。一番分かり易い例では」アルバム『地獄の軍団』だ。このアルバムは明らかに『SGTペパーズ』を青写真としている。機会があれば聴き比べてみて欲しい。導入部からラストまでいくつものオマージュが散りばめられている事がお分かりいただけるだろう。
<引用:100人の偉大なアーティスト – No. 76より>
とあるように、下地は完全にビートルズ、その上に自分たちなりのハードサウンドを乗せているとのこと。
まさか、KISSがビートルズから影響を受けているとは・・・!
おまけ:DREAMS COME TRUE
ロックとは毛色の違うポップスなDREAMS COME TRUE(通称ドリカム)で見ていきましょう。
でもそうなったときがホントの勝負だと思うんだよね。俺、アースのモーリス・ホワイトを大尊敬してて、自分の曲に参加してもらったときにモーリスに告白したのね。「私はあなたの作った音楽をさんざんパクって日本で今売れちゃってます」って。そしたらモーリスが「それでいいんだ」って。
<引用:ポップス職人の見る景色 中村正人×大森靖子より>
ベースの中村さんは、Earth, Wind & Fire(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)にもろに影響を受けているようです。
Earth, Wind & Fire(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)
1970〜1980年に活躍した、R&B、ファンク、ソウルなど様々な音楽ジャンルに影響を与えたアメリカのバンド。
Earth, Wind & Fire(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)だと、この曲が有名。
一度は聞いたことありますよね?
色々調べてみたら、「俺たちは肌の色さえ白ければビートルズになれた」という名言があることや、『Got To Get You Into My Life』というビートルズのカバー曲もリリースしており、ビートルズの影響を受けています!
参考記事はこちら
DREAMS COME TRUE→Earth, Wind & Fire→ビートルズ
ここでもこの法則!やっぱりビートルズってすげえ!
検証結果:大体のバンドはビートルズに影響を受けている
正直、KISSがビートルズの影響をモロに受けているというのはビックリ。
今回、日本のロックバンドに限定して調べましたが、正直、違うジャンルでもこれ当てはまるんじゃないかって思いますね。
リアルタイムで見ていたわけじゃないから、ビートルズのすごさをあまり知りませんでしたが、今回調べていかにレジェンドと呼ばれる存在か、改めて認識できましたね。
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