Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
チャレンジや変化というと、「いきなり」「突然」というイメージがありますが、僕はなんでも「徐々に」「ゆっくりと」が大切だと思っています。
「急に」やることにはそれなりの副作用があるからです。
「急に」やることで発生する副作用って?
「急に」というのは自分に負荷がかかることです。
副作用が発生することもあります。例えば・・・
- 体調を崩す、体を壊す
- だましやすいオーラが出る
- お金がなくなる
- モチベーションが下がる
僕の例で言えば、ジョギングを始めた当初は、相当無茶苦茶な走り方をしていました。
走り始めて、いきなり6km~10kmを休みなしに走っていました。
おかげで、膝と足の付け根を痛めました。
ちなみに、足を一度痛めると、くせになるので今でも走りすぎると少々痛みます。
このように急に何かをする時には必ずどこかに負担がかかります。
そして、急にやると上のように体を痛めたりして、継続のモチベーションを下げる恐れがあります。
実際、僕も一時はジョギングのやる気が下がって、遠のいてました。
「やった感覚がない」くらいのチャレンジを徐々に積み重ねるのが一番変化できる
またまたジョギングの例にはなりますが、1日500m走るっていうと、何だかチャレンジしている気がしませんよね?
やった!感はないわけです。
なぜこのやった!感が欲しくなるかといえば、それはチャレンジをしている実感が欲しいからです。
実感があって達成感があった方が次へのモチベーションにつながるからです。
ただ、長い目で見れば、実はチャレンジしているか否かくらいのチャレンジを積み重ねた方が一番変化を起こせるのです。
「徐々」にやれば「急」にやることによる副作用がないからです。
徐々に自分を変化に対応させることができるのです。
結果をすぐ得たいと思うから、「急に」したくなる
継続グセがある人なら、負荷がかかる大きなチャレンジでも、日々継続していくことができるでしょう。
しかし、そうでなければ、自分に負荷がかかり、体を壊す、やる気を無くすという結果になってしまう可能性が高いです。
結局、この「急に」チャレンジしたくなるのは、結果をすぐに得たいと思うからじゃないでしょうか?
しかし、結果というものはそんなすぐに得られるものではないです。
ちなみに僕は、趣味で歌を歌うのが好きです。
始めたのは、去年の9月からで、週2回のペースで練習をしていますが、そんな簡単に上手くはなりません。
だから、僕は3年のスパンで段階を踏んで練習することにしています。
このくらいの長期間で考えているからこそ、余裕をもって冷静に練習することができます。
長い期間をかけて圧倒的に行動すれば、「誰にも負けない強み」を作れる
圧倒的に行動をするのって、時間に限りがあるから普通にやっていると、なかなかできません。しかし・・・
僕も絵本を出そうとしたとき、「ズブの素人がどうすればプロの絵本作家に勝てるか」と考えたんです。やるならプロに勝てなきゃ意味がない。でも、画力だけでは負けている。そこでひらめいたんです。「あっ、そうだ! 時間だけは勝てるじゃないか」と。
というのも、プロは「絵本の売り上げ」で生計を立てているから、ひとつの作品をある程度の期間でつくりあげなきゃいけない。でも僕が「副業」でやったら、1冊の絵本をつくるのに10年でも20年でもかけられる。「それだけはプロに負けない部分だ」と思って4年半かけて出したのが、1作目の『Dr.インクの星空キネマ』という絵本です。<西野亮廣も驚く「稼げる1%の人」になる方法より|東洋経済 ONLINEより>
キングコングの西野氏も述べているように、10年、20年という長期間で圧倒的に行動をすることは誰でも比較的できてしまうことなのです。
この話だとだいぶ長期的ですが、期間が半年、1年でも結果は同じ。
なぜなら、ほとんどの人は継続が苦手だから、その時点で秀でることができるからです。
まとめ
チャレンジや変化というと、大層で壮大な一歩のように感じますが、「いつもと違う帰り道から帰る」「新しいお店に行ってみる」といった日々のささいな変化に意識をフォーカスすることが実は大切なのです。
やった感覚がないチャレンジだと最初は気が抜けてしまいますが、やっていくうちに変化に気づくことが出来ます。
チャレンジや変化を求めるなら、「急」より「徐々に」。やってみましょう!
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挑戦の一歩を踏み出せないのは、「勇気」のせいではなく「小さな行動」すらしてないから
直前でバタバタするのがイヤなら、毎日コツコツやろう。それしかないよ
俵谷 龍佑
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