僕は、数年前からこのテーマについてものすごく考えながら仕事をしています。
まず、僕が今やっているライターという仕事については、結構危機を感じています。
詳しくは以下にて。
いずれ自動化されるとイメージできる職業は、10年後に間違いなく代替される
今、自動化されると想像できるものは間違いなくAIにとって変わると思っています。
ライターに関しては、現状で日経が一部AIを使って記事執筆の自動化運用を開始しています。
今は株式情報だけですが、いずれ感情を込めたもの、コラムなどもおそらく書けるAIが表れることは間違いないと思います。
インターネットが普及し、Amazonが台頭してきて多くの書店が閉店したように、そのときは想定し得なかったことが起こっている現在、今でも未来が想像できるものは間違いなく代替されます。
むしろ、代替が想像できないものが代替されたときが、世の中の本当の変革期だと思っています。
変革は、まだまだこれからな気がする。
最も代替されにくいものは手に職系
結局は、技術系、職人系が固いだと思います。
いわゆる「極め人」。何かに特化してどっぷりハマってスキルを磨き上げることが最も代替されにくい。
例で言えば、以下のようなもの。
- ミュージシャン
- ものづくり職人
- 料理人
- ソムリエ
- スポーツ選手
などなど。
一部の工程は代替されるだろうが、機械のスポーツ試合みたいかっていわれたら、100人中100人がYESとはうなづかないだろうし、機械が歌っている歌を聴きたいかって言われたら、50年後でもないような気がする。
まあ、完全に代替はないだろうと思っています。
結局、これらのものって全て長い時間かけて手探りで得たスキルであり、自分の感情を乗せて表現する職業で、やっぱりそこに心がのっかるんですよね。
つまり・・・
- その人の心や生き様が反映される
- 技術習得に時間がかかる
この2つを満たしているものは、いの一番に代替されることはなく、代替されるとしても一部の工程であろうと踏んでいます。
誰でもできるものは、すぐに応用・汎用化されて代替される
今流行っている仮想通貨は、今の時点では「誰でも」購入できません。
というのも、まずは前提知識が必要だし、前の記事でも書いたようにそれなりのITスキルがないと「紛失リスク」があるから。
情報格差によって、仮想通貨を持つもの、持たざる者で分かれていますが、しかし数年後もすれば簡単に購入できるようになって、なんてことなくなる。
しかし、それに対して、、、
技術系、職人系は、習得に時間がかかって参入障壁が高い。
もちろん、技術の発展により、以前に比べるとスキルは習得しやすくなありましたが、やっぱりそれでも続けられる人はごくわずかです。
趣味から仕事に到達するのも熾烈も極めますが、それでも僕は何かしらの専門スキルをつけて、それを仕事にするのが良いと思っています。長期的に考えたら絶対にこっちの方が良い。
今年は「日本茶」の資格をとろうと思っています
来年、京都へ移住するということもあり、また自分が携わっているお茶屋さん「山年園」の記事を書いていることもあり、今年に「日本茶」の資格をとろうと思っています。
国家資格はなく民間資格のみですが、資格をとるとできる仕事もあって、自分の仕事の幅を広げるのにも良い機会かなと思っています。
手に職を持つと良いことは、色んな人とコラボしやすいこと、そしてどこでも仕事ができることです。
日本茶の資格を取る過程については、引き続きブログで進捗を書いていこうと思います。
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俵谷 龍佑
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