今でもそうですが、分かっちゃいるけど、行動できないときってあります。
行動したほうがよいことは分かっているのに、なかなか行動できない。
それが、意外に自分のやりたいことや興味のあることだったりする。
今では、誰かのアドバイスなしに自走できるようになりましたが、昔はいろいろな人にアドバイスを聞きに回ってました。
すると、「行動できないなら、それくらいの情熱ってことなんじゃない?」ということをよくいわれました。
僕は、この回答に全然納得がいきませんでした。情熱があるのに、行動できないから困っているんだと、常々心の中でぼやいていました。
行動できないのは、大体「最初の一歩」のハードルを高く設定しすぎている
「どうしても行動できません」
「やるしかない、やる気が無いならそれまでのこと」
そりゃ誰でも知ってるよ、そういうことを聞きたいんじゃない。知りたいのはどうやって最初の1歩を踏み出せたかってこと。
最初の1歩を踏み出すには、0.5、0.25、0.125歩と最初の1歩を細分化する— 俵谷龍佑 (@tawarayaryusuke) 2016年11月23日
最初の一歩のハードルを高くしすぎると、準備ばっかで肝心の行動ができません。
負担がでかすぎるんです。 だったら、もっとハードルを下げてしまえば良い。
一番良いのはそれに取り組む時間を減らすこと。 1時間とか2時間とか確保しないと‥と思いますが、正直1日10分でも20分でも十分なんです、本当は。
1日にキリの良いところまで終わらせようとする事自体が、ハードルを上げる原因になります。
自分の「気分」と行動することは分けて考える
細分化まではスムーズにいくんだけど、わずかな数mm単位の1歩ですら歩むことに気乗りがしない。
ここがよく間違っちゃうところで、そもそも気が乗るかどうかを無視してみる。時間を10分だけと決めてやってみる。そして、それを繰り返す。— 俵谷龍佑 (@tawarayaryusuke) 2016年11月23日
細分化まではスムーズにいくんだけど、わずかな数mm単位の1歩ですら歩むことに気乗りがしない。
ここがよく間違っちゃうところで、そもそも気が乗るかどうかを無視してみる。
時間を10分だけと決めてやってみる。
そして、それを繰り返す。
そもそも、気分なんて每日どころか、絶えず変わっていくものなので、あてになりません。気分と行動することに関連性はありません。
今まで「できない理由」として結びつけることが習慣化していたから、そう思うだけです。
最初はなれないのでキツいですが、まずやってみるのが大事です。
極端に行動する時間を短くして、「やりたくなる」ように仕向ける
10分だけだから、おそらく途中で作業が分断して気持ち悪いけれど、無理やり強制終了する。
すると、今度はむりやり中途半端なところで終わらせたというストレスから、10分以上やりたくなる。僕はこの方法で「行動したいけれど、行動できない」という問題を払拭しました。
スポンサーリンク— 俵谷龍佑 (@tawarayaryusuke) 2016年11月23日
最初に、10分でも20分でも十分といったのは、このこと。
例えば、英語の勉強を日課にしたいと思った場合に、10分や20分といえば、 まともにできるのが単語帳でしょう。
おそらく中途半端なページでその日が終了すると思います。 むしろそれで良いのです。
中途半端だからこそ、明日が待ち遠しくなります。
そして、次の日も中途半端、その次の日も‥ とやっていると、「ダメだ、時間増やそう」となり、気がついたらモチベーションが上がっています。
なかなか行動できない…というのがいつの間にか解決されます。これはかなり効果あるのでおすすめ。
継続の秘訣は、「常に楽しいとは限らない」と思うこと
とはいえ、最大の難所は「継続して行動する」ことです。
まず、たとえ「やりたいこと」であっても、每日楽しいとは限らないと思っておくことが大切。
ねむかったり、体調が悪いと、感じ方も違う。每日楽しいものと思っていると、「あれ、つまらないなあ」とネガティブイメージだけ蓄積する— 俵谷龍佑 (@tawarayaryusuke) 2016年11月23日
前にも書きましたが、感情は天気や体調次第でコロコロ変わります。なので、楽しさはその日によって変わります。
あんまり、「楽しいんだろうな」と期待しすぎずに、そこはドライにいきましょう。
每日、10~30分、ブログや英語の勉強を継続すれば、「つまらん8:面白2」だったのが色々分かってきて、「つまらん6:面白4」くらいになる。これが大体、3ヶ月目。現実、このくらいの割合な気がする。
そして、半年で「つまらん4:面白6」までいく。あくまで僕の実感値ですが。— 俵谷龍佑 (@tawarayaryusuke) 2016年11月23日
重要なのがこれ。
面白くてもつまらなくても、とにかく続ける。
そうすると、徐々につまらない気持ちと面白い気持ちの比率が逆転してきます。
最初は、わからないことだらけだから、ほとんど辛く苦しいことが多くなりますが、継続すれば必然的に分かることが増えてきて、「なるほど!」の瞬間が多くなります。
継続することで、「自信」も身に付く
過去記事にも書きましたが、継続って「每日自分との約束を守ること」なんですよ。
継続ができないというのは、その逆で「自分との約束を破り続けている」こと。
だから、自信を失くしたり、自分の決断に迷ったりするのです。
「ま、いいか」の数だけ、自分との約束を破っているってことです。
残念ながら、我々は準備を言い訳に出来るほど、長生きできません。
「不老不死になれる薬」でも開発されれば、話は別ですが、現状そんなものはアリえません。
確実に、着実に年老いていきます。いかに、早く行動できるかがカギですよ。
俵谷 龍佑
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