「健常者」と「非健常者」の狭間で生きるのは正直シンドイ

ADHD/ADD
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俵谷龍佑(@tawarayaryusuke)です。

最近になって、ADDの症状が再発してきました。

長らく症状がでないと、自分とは無関係と思ってしまうのがADDの怖いところ。

自分はADD(グレーゾーン)だから健常者に近いから、、という思っていたのに、あっけなく大変な日々に逆戻りです。

将来の不安から、考えすぎる状態が続いて「頭痛」「だるさ」に慢性的に襲われる

いつもなら、見過ごせるちょっとしたささいな不安がきっかけでした。

ドバっと思考の波に襲われるようになって、考えるのをやめようにもやめられない状態になりました。

最近、ブログの更新が途切れ途切れになっていたのも、それが理由です。

紙に書いて考えを整理しても全く収まらずに、酷い時は頭痛やだるさが常にある状態に。

このブログでも、ADDの改善の記録を定期的に書いていたように、着実に直していったはずなのに、ちょっとした環境の変化であっという間に元通りになってしまいました。

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自分はポジティブでもありながらネガティブでもある「ハイブリッド型」なのですが、なんかの拍子にこのバランスが崩れ、一気にネガティブになるようです。

「健常者」にも「非健常者」の境目にいるからこそ、自分に厳しくなってしまう

僕は、ADDのグレーゾーンです。

つまり、ADDと断言されたわけではありません。しかし、ADDというものは診断が難しく誤診も多いし、未だに専門の医者は多くはありません。

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また、うつ病とかアスペルガーとかの複合の可能性もあるので、一概に言えず。。

まだ、ADDという烙印をはっきり押してくれればよいのですが、どっちつかずだと、自分が自分を健常者扱いしてしまって「怠けるな!」と自分を追い込んでしまうのです。

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これが悪循環を生んでいると思うのですが…。

特定の状況でしか、症状が出ないのがなかなか悩ましいところです。

僕の場合は、どうやら少し強いストレスがかかると、色々とバランスが崩れて症状が出始めるようです。

さっき、頭痛とだるさという具体的な症状を書きましたが、これはADDの特徴である「考え過ぎ」で生じた副産物でしかなく、本来の症状が出るのは本当にやばい。

  • 忘れ物がひどくなる
  • 眠気がひどくなる(仕事中に気絶しそうになる)、起きれなくなる
  • 現実逃避グセがひどくなる

実際に、僕が長年使っていたiPodやオフィスのカードキーも紛失しました。

ADDが具体的にどういう障害なのかもっと多くの人に知ってもらいたい

実は、このブログを始めたきっかけの一つが「ADDのことを多くの人に知ってもらうこと」でした。

僕はブログを始めた当初は、全くテレビも取り上げておらず、知っている人も少なかったです。

ある時に、芸能人がカミングアウトするようになって、名前だけは認知されるようになりました。

僕も症状が落ち着いていて平穏な日々を過ごせていたので、ADDに関することは書いていなかったのですが、いざ症状が再発すると、気軽に相談できるところもなく、たとえ理解のある人に話をしても、やっぱりスッキリしないことに気が付きました。

もっと、具体的にADDというものがどういうものなのかを知ってもらいたいな。

自分に対する失望みたいなのもありますが、それよりはせっかくの自分の体験を同じように困っている人に役立てたいなって思います。特にグレーゾーンで悩んでいるみなさんに。

このブログを通して、ADDの人が生きやすい社会が作れる一助になればと思います。

おわり

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|