WordPressのテーマを元に戻すハメに。テーマ変更は注意して行うべき

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Webライターの俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。

長くブログやサイトを運営してきた人ほど、新しいWordPressのテーマにそろそろ変更しようかな?と思う人も多いんじゃないでしょうか?

僕も以前、気分転換にこのブログを有料テーマに変えたことがあります。

しかし、テーマを変更してから運用に支障が出ることが分かり、すぐにWordPressのテーマを元のものに戻すハメになりました。

結局、有料テーマの分のお金はドブに。。

僕の失敗談も踏まえ、WordPressのテーマ変更する前に確認すべきチェックポイントと注意点、テーマを元に戻す方法について解説します。

いきなり、WordPressのテーマを変更してはいけない理由は?

データが消える

これが最も困るパターンです。(僕は大丈夫でした)

可能性は高くはないですが、0%じゃありません。

必ず、WordPressのテーマを変更する場合は、バックアップをとっておきましょう。

今までのものが全て水の泡です。

管理画面が上手く作動しなくなる

WordPressのテーマを変更するとインストール済のプラグインと相性が合わなくなる、一部の機能が作動しなくなることがあります。

新しいWordPressのテーマでは、保存ボタンが押せず設定の変更ができない、カスタマイズ画面でテキスト入力が出来ないという事象はよく発生します。

真っ白になる

WordPressのテーマを変更すると、真っ白になるという事象報告もあります。

表示がバグる

上2つに関しては、内側の問題なので、復旧できれば何とかなりますが、表示のバグに関しては記事数が多い人ほど、気づきにくいです。

テーマを変えると、それに伴ってデザインも全部変わってしまうので、こういうエラーに対処していかないといけません。

また、アドセンスを入れている方は、テーマ変更によって広告が近い位置に表示されてしまうこともあり、確認が必要です。

新しいWordPressテーマに変更・移行する前に確認すること

これらを外すと、あとあと運用に支障が出てWordPressのテーマを元に戻す羽目になります。

僕のような状態にならないためにも、みなさんここに書いた内容をぜひメモしてもらえればと思います。

WordPressのテーマ変更する場合は、ネットで調べるのはもちろん、ライブプレビューか、テスト環境で実際に触ってみましょう。

実装されている機能を確認する

これは、WordPressのテーマ変更で最も大切な注意点です。

僕は以前、このブログで使っていた「Simplcity」から「ATLAS」という有料テーマに変更したことがあったのですが、Simplicityにあった諸々の機能がATLASにはなく、またプラグインで補完することも難しいということを実装後に気づきました。。

しかも、どれも使っていた機能だったので、さすがにないと困るため、WordPressのテーマを元に戻すことに決めました。

移行後のテーマに元の機能があるか、またプラグインで補完できるか、この2つをおさえておきましょう。

ウィジェットの数を確認する

サイドバー、フッダー、SNS下などのスペースをフル活用したいなら、ウィジェットは確認必須ポイントです。

例えば、僕の場合、Simplcityのウィジェットを使ってネイティブ広告を貼っていましたが、ATLASには、そこの位置にウィジェットが存在しませんでした。

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こういったように、ウィジェットの数が少ないままだと、広告が貼れない、別サイトへのバナー画像が貼れないといった支障が出ます。

ショートコードを確認する

上で表示がバグるという話をしましたが、テーマに依存したショートコードを使っていた場合、この現象が起きます。

ショートコードは、テーマごとに特有のものを使っているケースが多く、テーマの変更と同時に、表示崩れが起こります。

ブログやサイトで最も致命的なのがブログカードです。

ブログカードが外れるということは、すなわちページセッションが減る、直帰率が上がるということを意味します。

テーマによっては、ブログカードがない場合、外部リンクだけブログカード化しない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

ショートコードで確認するのは、以下の3つです。

  • ボタンやバッジ
  • 文字装飾(蛍光マーカーなど)
  • 囲いボックス

WordPressを元(以前のテーマ)に戻す方法

WordPressのテーマを元に戻す方法は簡単で、[外観]→[テーマ]から以前使っていたものにテーマを選択して変更するだけです。

この場合、テーマ自体にcssなどのコードは残っているので、変更した瞬間にほぼ元の状態に戻ります。

ほぼというのは、テーマによってはそのテーマでしか使えない独自の設定が存在していることがあります。

例えば僕が現在使っている「cocoon」では、バッジ機能やボタン機能がありますが、この部分は別テーマに変えると、ただのテキストになってしまうか、表示崩れを起こしてしまいます。

バッジ↓

バッジ

ボタン↓

ボタン

また、元に戻す前のWordPressテーマのcssは自動で引き継がれないため、元に戻す前に、「cssそのもの」と「ペーストする場所」をメモ書きしておきましょう。

これでスムーズに、WordPressテーマをもとに戻せるはずです。

まとめ

WordPressのテーマってさくさく変更できるから、あんまり注意点とか気にしないのですが、実は相当リスクがあります。

ほとんどの場合は、正常に作動するのですが、それは運が良かったと言うだけで、実際にデータが飛んだ、真っ白になって管理画面に入れなくなったという事象はまま起こっております。

最後にまとめますと、WordPressのテーマを変更する際には・・・

・データのバックアップを必ずとる
・カスタマイズしている場合は、cssのバックアップも
・使用中のテーマでよく使っている機能(プラグインなのか初期実装機能なのか)を把握する
・トラブル事例を確認する

すぐに有効化せず、ライブプレビューで確かめながら、変更しましょう。

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|