すぐに実践できる!読みやすい文章を書くための7の技法・コツ

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俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。

ライターになって3年目、もうすぐ4年目。よく最近、質問されるのが「どうすれば読みやすい文章を書けるか?」というもの。

ライティング技法や文章力は頭がいい人だからできていると思いがちですが、実はそんなことなく知っているか知らないかだけです。

読みやすい文章とは?

まず、読みやすい文章とはどういうことかという話ですが、「文章表現力」も関係しますが、実はそれ以外の要素で読みやすい文章に改善することができます。

表現力よりも、「相手の視点に立つこと」の方が実は大切です。

読みやすい文章を書く時に外せないルール・鉄則

では、上で書いた大前提を踏まえ、早速読みやすい文章書くための技法やコツを。

正直、どれも当たり前だし、簡単で言われたら「分かるよそんなの」って思うことばかりですが、意外とできていない人多いので、客観的に今まで書いた文章を見直してみてください。

1.平易な言葉使いを意識する

専門用語を使ってはいけないわけではないのですが、多用すると一般的な言葉に置き換えるのに疲弊してしまって、読むのに疲れてしまいます。

基本的には平易な言葉使いを意識しましょう。

例えば、ある程度の専門知識のある人が読む媒体、メディアで「WordPress」とは?、「SEO」とは?みたいに、逐一バカ丁寧に解説するのも、ちょっと考えものなので、そこはメリハリをつけましょう。

「この言葉は専門用語か否か」を判断する基準は、他の媒体、メディアで注釈や補足説明があるかどうかです。

補足されていることが多ければ、あまり一般的ではない専門的な言葉ということが分かります。

2.端的な表現を心がける

もちろん、小説や物語だったら、叙情的な表現で比喩や暗喩という技法を使うのはありですが、ライターの仕事は目的に沿って物事を正確に発信することなので、端的な表現をすることが一般的。

例えば、以下のような書き方をしていると、読みにくい印象を与えます。

  • 時間管理で大切なことは、全てのタスク、つまり全ての仕事をすることに対し、記録をつけることです。(ねじれ、比喩による重複)
  • 暖房をつけっぱなしにしたままでおいておくと、部屋が乾燥し、喉がいがいがする、肌がカサカサになるといった状態になりかねない恐れがあるといわれています。(婉曲表現の多用)

上の2つは、つっかえて、すーっと読めません。両方共、翻訳ソフトで直訳したような文体です。

共通しているのは、上手く言おうとして余計にわかりにくくなっているところ。

過剰な表現もいらない。伝えたい部分だけ伝えれば、実は十分伝わります。こんな風に。

  • 時間管理するなら、まず一つ一つの仕事に対して記録をつけることを始めましょう。
  • 暖房をつけたままだと、部屋が乾燥して、喉がいがいがする、肌がカサカサになることがあります。

3.目線を統一する

読みやすい文章は、読んで情景を想起できます。

人は、文を読む時イメージしています。主観と客観の視点が統一されていないと、違和感を覚えます。

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語る目線は、「読みやすい文章構成」を形成する一つの要素です。

  • AIスピーカーは、Wi-FIを備えてないと音楽を流せない、検索してくれません。

実は、この文章は視点が交錯しています。

「Wi-Fiを備えていないと」はAIスピーカー目線、「音楽を流せない」は操作する人の目線、「検索してくれません」は第三者目線です。

これを、どれか一方に統一するとキレイに読める文章になります。以下では、AIスピーカーに視点を合わせました。

  • AIスピーカーは、Wi-Fiが備わっていないと音楽を流すこともできず、検索することもできません。

4.正式名称を使う

読みやすい文章は、正式名称を使っています。正式名称でないと、見覚えがないので気持ちが悪く、内容が頭に入らなくなります。

よく間違いやすいのが以下。

  • Iphone→正:iPhone
  • WordPress→正:WordPress
  • youtube→正:YouTube

5.こまめに改行をする

改行をするだけで、読みやすい文章になることもあります。

内容が良いのに、ギチギチに文章が書かれていたら、非常にもったいないです。

こまめに改行をする理由は、「スマホで見やすくするため」です。

ほとんどの場合、パソコンで内容を書いてアップするケースが多いので、改行をしなくてもキレイに見えてしまいます。

しかし、スマホでみると、文字だらけで見る気が失せる・・・と、まるで文章の印象が変わります。

目安は、1行につき1回。2行改行しているケースもみかけます。

6.適度に見出しをつける

人は、長文よりも短文が読みやすいです。

たとえ、長文でも見出しで区切られていれば、スルスルっと読めますが、見出しなしでザーッと文章が書かれていると、最初から読む気が失せてしまいます。

見出しの文言は、そこに書かれている内容を端的に言い表したものにしましょう。

7.色文字・太文字を多用しない

伝えたい箇所を赤色、太文字にして強調するというのはとてもわかりやすいですが、やりすぎると、どれが重要なのかよく分からなくなります。

目安は、色文字は文章全体(1500文字の場合)に2回、太文字は見出し1つに対し、1回程度。

まとめ|読みやすい文章を書くための7の技法

読みやすい文章というのは、構成やレイアウトで決まると言われますが、上で紹介した7つの技法の方が大切です。

いくら、構成がよくても中身がわかりにくければ、意味がありません。

ぜひ、ライターの仕事している人、これからライターになりたい人は参考にどうぞ。

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|