Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
一般的に、名刺は仕事をするのに必須のツールという認識になっているようですが、僕はそう思っていません。
絶対に必要な業種もあると思いますが、ライターやブロガー、IT業界であれば、別に名刺はなくても生きていけると思っています。
名刺を作ると「配らなければ」という意識が働く
過去に、いろんな方の名刺を制作していたことがあるので、名刺の大切さを充分理解しております。
しかし、何となく作ってしまうのは、非常にもったいないです。
それは、名刺を作れば「配らなければ」という心理が働くから。
そもそも、そのビジネスには名刺は必要なのか?本来は必要ないんじゃないか?
ってことを考えてから、名刺を作った方が良いのです。
今は、名刺の代わりになるものは、いくらでもあります。
SNSのアカウント、ブログ、通販サイト・・・など。
Facebookやブログであれば、検索ですぐに見つけることができます。つながるまでに、さほど時間がかかりません。
それほど手軽につながれる時代なのに、あえて名刺を作るのは何のためなのか?
ここを考えた方が良さそうです。
名刺の情報はすぐ古くなる。価値は一瞬
フリーランス、中小企業であれば、特に常に変化をしているはず。
事務所の住所、事業内容など、1年経てば、変更している箇所も出てくるでしょう。
名刺の情報はナマモノであり、すぐに古くなってダメになります。
情報が古ければ、宣伝ツールである名刺の意味は成しません。
結局、口頭で補足の説明しないといけないのなら、持っていないと一緒になってしまいます。
名刺の価値って実は一瞬であって、おそらく配ったタイミングだけ、だと僕は思っています。
あえて名刺を持たないことで、本当に必要な人とだけつながれる
僕は一時期、異業種交流会に参加しまくっていたことがありました。
あれはあれで本当に面白い。とにかく名刺交換の嵐です。
100人規模とかだと、30枚くらい平気で名刺がなくなります。
しかし、僕は異業種交流会で仕事につながったことは、ほとんどありません。
名刺を交換することに意味がないとはいいません。
しかし、交換という儀礼的行動だけでつながった人とまた会いたいかといえば、僕は一生会うことはないと思います。
それよりも、僕のSNSやブログを見てくれていて、僕に興味を持ってもらっている人や、僕が開催しているイベントに来てもらって人を、大切にしたいと思います。
だから、最近僕は名刺を持たないようにしています。
なぜなら、名刺交換する行為で、仲が深まることはないと思っているから。
仲良くなる人は、そもそも名刺交換せずとも仲良くなれますし。
・・・と、息巻いて見ましたが、さすがに取材記事など自分が何者か紹介する時には、必要そうなので、そういう時用の名刺は作っておこうと思います。(苦笑)
配るだけの何となく名刺はダメってことで!
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俵谷 龍佑

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