Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
IT業界で使われる用語って、本当に横文字ばっかりです。
実際に、僕も今までベンチャー、大手とIT企業にいたので、IT業界用語(いわゆる横文字・カタカナ語)をシャワーのように浴びていました。
使いこなせば、「何となくできそうな人」に見えること必至!
しかし、使いすぎると、うざい人になるので注意!
下に書いたIT業界用語は、頻出順にしており、またばっくりどのジャンルでよく使われるかも書いています。
これから、IT業界に転職する、就職する!という人にはぜひ見てもらいたい用語集!
では、早速いってみましょう。
IT業界で使われる用語
よく使われる言葉
1.エビデンス
- 意味:証拠、証言、物証
- 例文:「お客さんと取り決めする時はメールでエビデンス残しておけよ」
- 主に使われるジャンル:全て
僕が、ベンチャー・大手とIT企業にいましたが、もっとも耳にした言葉。
僕も、IT業界にいた時は一番使った用語かもしれません。
2.ユーザビリティ
- 意味:使いやすさ
- 例文:「ユーザービリティを向上させることが売上アップにつながる」
- 主に使われるジャンル:システム開発
ユーザービリティも、IT業界用語の中では、頻出用語ですね。
「使いやすさ」といったほうが早いのにねぇ…。
3.デフォルト
- 意味:初期設定、初期条件
- 例文:「分析機能はデフォルトで実装されております」
- 主に使われるジャンル:全て
今では、広くビジネス用語として定着していますが、元々はIT・ネットワーク周りで使われていたIT業界用語です。
4.ローカル
- 意味:手元のコンピューター(オフラインのという意味で使われる)
- 例文:「念のため、ローカルでも保存しておいてね」
- 主に使われるジャンル:全て
ローカル=地方ではありません。
自分のコンピューターという意味。この例文、よく上司から言われたセリフです。
5.ペンディング
- 意味:保留
- 例文:「〇〇会社の取引はペンディングになったそうです」
- 主に使われるジャンル:全て
たぶん、エビデンスの次に多く聞いた言葉ですね。
癖みたいに「その件はペンディングで」って僕も使っていたような気がします。
一文字違いの「ペッティング」だと下ネタになってしまうので、使う際は間違いのないようにどうぞ。
意味は…ググってくださいw
6.バッファ
- 意味:余裕を持たすこと
- 例文:「そのスケジュールじゃダメだよ、バッファ持たせないと」
- 主に使われるジャンル:全て
スケジュールや予算設計のときに、よくこの言葉が使われていましたね。
7.アラート
- 意味:警告メッセージ、注意喚起
- 例文:「忘れないように「アラート設定」しておいてね」
- 主に使われるジャンル:ネット広告、システム開発
アラートは、IT業界では頻繁に使われる用語です。
基本、アラートはトラブルや不備がおきないように「警告メッセージ」が出るようにする際などに使われます。
そこそこ使われる言葉
8.スクラッチ
- 意味:新しくゼロから作ること
- 例文:「このサイトはスクラッチで制作します」
- 主に使われるジャンル:Web制作
僕はネット広告にいたので、あまり使っている人を見たことがありませんが、Web制作などの部署では当たり前に使われる用語かと思います。
9.リテンション
- 意味:既存顧客施策
- 例文:「売上を伸ばすには、リテンションが要になる」
- 主に使われるジャンル:ネット広告
リテンションは、ネット広告ではかなり使います。
これとあわせて、アクイジション(新規顧客獲得)もよく使われていました。
10.インバイト
- 意味:招待
- 例文:「例の打ち合わせの件、カレンダーでインバイトしておいたから」
- 主に使われるジャンル:全て
インバイトは、SNSやカレンダーの招待の際に使われます。
IT企業であれば、SNSやカレンダーの共有、招待は頻繁に行われます。
11.コンバージョン
- 意味;成果の発生
- 例文:「今月はコンバージョン数が悪いな」
- 主に使われるジャンル:ネット広告、Web制作
資料請求、売上発生、商品購入など、企業が望む成果をコンバージョン(CV)と呼びます。
これは、ネット広告であれば100%使うので、絶対に覚えておきたい言葉ですね。
12.キャップ
- 意味:上限
- 例文:「予算超過しないように、きちんとキャップをかけておいてね」
- 主に使われるジャンル:ネット広告
もう、「上限」でええやんと突っ込んでしまいたくなりますよね。
ネット広告など、予算を取引先から預かって運用する場合に、予算が超過しないように上限をかける時に、「予算キャップ」といいます。
13.イニシアチブ
- 意味:主導権をとる
- 例文:「イニシアチブとってくださいね、このプロジェクトはあなたがリーダーなんですから」
- 主に使われるジャンル:全て
今では、広くビジネス用語として定着していますが、これは古くはITバブルの寵児、ホリエモンも使っていた言葉で意外に歴史の深い言葉です。
14.レンジ
- 意味:領域
- 例文:「このレンジにいるユーザーを囲います」
- 主に使われるジャンル:全て
「チン!」と温めるアレではありません。
領域を指す言葉です。使いたがる人はとにかく使ってきます。
たまに、レンジ(温める方)と混同するので、注意です。
たまに使われる言葉
15.キャズム
意味:先駆的なユーザーと一般的なユーザーの間にある知識や技術の隔たり
例文:「新しいサービスの要はキャズムを埋めることだ」
主に使われるジャンル:Webマーケティング
キャズムという言葉は、マーケティングの言葉なのであまり知っている人も少ないため、一部のWebマーケティングの中で使われる言葉です。
これを使っても、ほとんどの人が「え??なんて?」となるので、使う際には相手を見てからにしましょう。
まとめ
IT業界用語の解説、いかがでしたでしょうか。
この記事で、「あの人がいっていたのはそういう意味なのか!」と理解できたかなと思います。
「明日から使おう」と調子づいてIT業界用語を連発すると「何こいつ・・・調子乗ってるんじゃない?」と白い目で見られてしまいますので、注意しましょうね!
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