Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
僕はこのブログでやりたいことは「音楽で食べていくこと」と書き続けていますが、正直、それが本当にやりたいことなのか、未だによく分かっていません。
28年間、解決しない悩みです。
僕は、以前この「やりたいことを見つける」問題にかなり頭を悩ませていました。
それを考えるのが人生の目的かってくらい、それに時間を費やしてました。
「やりたいことを見つける」のは大切だが、なくても生きていける
やりたいことを見つけるのは大切です。
目的が明確になっていれば、進む方向が明確になり、視点も散らばることなく、人並み以上の情熱をもって突き進む事ができるから。
しかし、やりたいことなんて、そう簡単に見つけるのは難しいです。
それこそ、人生通して考えるものだと思います。
やりたいことはお水や食事のように、ないと死んでしまうといった生活必需品ではないので、なくても生きていけます。
しかし、「やりたいこと探し」に囚われすぎて、目の前の現実を疎かにしてしまうと問題です。
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やりたいことは見つけつつ、今の生活をよりよくする工夫が大切です。
なんで、こんなに将来のやりたいこと(目標とか夢)というものに固執してしまうかといえば、逆算思考や目標思考に慣れすぎているからだと思っています。
逆算思考や目標思考は、仕事では有用な考え方かもしれませんが、自分の人生や生き方を決める上では、この考え方だけでは矛盾が出てきます。
なぜなら、理論で片付かないことばかりだから。
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だから、今この一瞬、一瞬を積み重ねていくことも必要だったりするのです。
今目の前が充実してないと、ポジティブなことは考えるのは難しいですよね。
やりたいことを見つけるのは楽しい。だから目的になりやすい
正直、やりたいことを見つけるのは楽しいです。
だからこそ、それが目的化しやすいです。
やりたいことを見つけるために、セミナーに出る
やりたいことを見つけるために、時間を作る
…と。
しかし、そもそもやりたいことを見つけることは過程でしかなく、問題はその後なのです。
やりたいことが目的化すると、ただの夢語り人になってしまいます。
やりたいことを見つけてからが本当の勝負。
ある程度、やりたいことを見つけることに目処が付いたら動くしかありません。
やりたいことを見つけるまでの考えたりする過程は楽しいけれど、動くのはしんどいです。
失敗するかもしれないし、もしかしたらずっと考えてきたことが、全く想像と違って失望するかもしれないから。
でも、立ち止まってったって仕方ないんです。やらないと、なんにも分からないから。
動かないと、やりたいことは全然見えません。
そのためには、ある程度、自分のやりたいことを見つけられたら、行動してみる。
まとめ
やりたいことを見つけることには終わりがあると僕は思っていました。
しかし、やりたいことは常に絶えず変化するものなんだなと、僕は思っています。
例えば、僕が交通事故にあって、身体が不自由になったら今考えていることなんて全部吹っ飛ぶだろうし、もし宝くじがあたって生活のために働く必要がなくなったら、たぶん今とまた違う考えを持っていると思います。
やりたいことを見つけ、それに向けて集中的に行動するのも大切なのですが、それはそれで、柔軟な思考を失わせる可能性もある。
だから、もっと過去にも未来にも囚われず、柔軟に生きていくのが良いのではないでしょうか。
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俵谷 龍佑

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