まだ会社員だった頃で独立しようか悩んでいる時は、「どうすれば失敗しないか」と成功談ばかり調べてました。
そして、自分なりに失敗しない方法を考えていました。
しかし、一度も失敗せずに自分が挑戦したいこと、やりたいことにたどり着くのは難しいんですよね。
躊躇していると、行動するタイミングをどんどん逃す
不思議なんですけど、躊躇すればするほど余計に怖くなっちゃうんですよね。
やってみたら「なーんだ意外と簡単じゃん」という経験は一度はあると思いますが、まさにそれ。絶叫マシンをどりゃっと勢いで乗ってみたら意外と楽しかったというやつと一緒です。
一歩踏みとどまって、そこにじっとしている方がよっぽど苦痛です。だったら、一歩出して進んだ方がよっぽど気持ちとしてはラクなのです。
よく「準備ができていないから、まだ今は挑戦するタイミングじゃない」と言う人がいます。
確かに、「資金作り」「人脈作り」といった準備はある程度は必要です。
しかし、失敗が怖いからという理由で、準備をしているのなら、それは必要ないと僕は思います。
動き出す前に「失敗しないための準備」をしても、動き出してから状況が変化するからです。
僕も、独立しようか決断する時は本当に臆病で、売上のシミュレーションや、3年後までの計画を綿密に作ったりしていました。
今、作った計画が役に立っているかといえば、ノーです。それは、やっぱり全く状況が変わってしまって使えないものになっているからです。
最終的に失敗しないようになればいいだけ
新しいことをノーミスでやるのはムリです。絶対、どこかで失敗してつまづきます。
だからといって、失敗を恐れて止まっていては一向に進めません。失敗はミスらないと把握できないのです。失敗しまくるから、失敗しまいと必死になるし、対策を考えるのです。
僕は、このブログを開設した時に設定を色々と失敗して、開設から8ヶ月くらいは検索結果に記事の半分しか表示されませんでした。
最初から、きちんとできていれば今頃、倍近くのアクセスはあったでしょう。しかし、僕は最初に失敗して良かったなと思っています。なぜなら、失敗する手順を習得できたから。
これが、もしブログがある程度、波に乗ってからやらかしてしまっていたら、もっと大変なことになっているかもしれないから。
まとめ
失敗は言い換えれば、上手くいかない手順を習得することだと思います。
上手くいかない方法を知った方が、実は「失敗しない方法」を考えたり、闇雲に見つけるよりも、よっぽど合理的なんですよね。
だから、実際にとりあえずやっちゃった方が手早いのです。
俵谷 龍佑
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