僕が、ADDの症状を改善するのに実際に効果のあった手段を紹介していく連載記事です。
※もちろん、人によっては個人差があるのでご了承ください。
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僕が症状で一番ひどいのが「逃避グセ」
これ、一番理解されにくい症状なのですが、自制できないんですよね。
本当に病的な時があります。この「逃避グセ」がひどい人とかだと、ギャンブル依存やアルコール依存になるそうですが…。僕の場合は、「YouTube依存」です。
頑張って60%くらいは改善できましたが、まだまだです。僕の場合、逃避グセが出るときは、プレッシャーのかかる仕事をしている時やトラブルが発生した時。
最終的には対処するのですが、その対処中に何度も注意散漫になり、逃避グセが発生します。僕の場合は以下のような流れで発生します。
「注意散漫」→「逃避グセ」→「過集中」…というように、他のADDの症状も足をひっぱっているのかなと考えています。気がついたら3時間もYouTubeを見っぱなしということもあります。
対処1:面倒くさいと思っても、無理やり自宅を出る
僕の場合は、逃避先がYouTubeなので、外出してまで見ようとは思わないので、無理やり自宅から出ます。
僕はフリーランスなので、自宅で作業することもあるのです。特に、雨とか降って面倒くさい時などはついつい自宅を選んでしまうのですが、正直、通勤時間を考えても、逃避グセが発生しない外出を選んだ方が本当は効率的なのです。
正直、ここはまだ徹底しきれていません。未だに、面倒くさいと自宅で作業を進め、結局、非効率だったということが何度もあります。ここは要改善ですね。
対処2:集中できた時の成功パターンを把握しておく
僕は、詳細な状況までは記録してませんが、一応睡眠時間と起床・就寝時間との関連性は記録してます。
成功パターンを把握しておけば、あとはそれと同じ状況を作り出せば良いだけなので。
僕の場合は、「集中できない」時は、逃避グセが発生する確率が高いので、これはかなり効果的に働いています。
対処3:孤独感を感じない状況作りをする
僕の場合は、逃避グセが発生する条件の一つとして「孤独感」があります。
フリーランスだと、なおさらここを感じてしまいます。そのために、騒がしく賑やかなお笑いやバラエティなどの番組をYouTubeでついつい見てしまうのかなと思っています。
そのため、YouTubeで逃避してしまいそうな時は、同時にBGMも再生しておきます。そうすれば、一つ動画を見終わった時に「シーンとする瞬間」で孤独感を感じることもなくなります。負の連鎖を止めることができます。
まとめ
ADDの症状は、この逃避グセの例で示しているように、複数要因が絡まっている場合もあるので、ひとつひとつ着実に改善していくことが大切なようです。

俵谷 龍佑

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