俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
石の上にも三年という言葉を良く聞きますが。
「なんで3年働かないといけないんですか?」と部下に問われた時に、間に合わせによく使われる代表的な言葉ですが、この「石の上にも三年」ってそもそもどういう意味なんでしょうか?
石の上にも三年ってどういう意味?
冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。《コトバンクより》
なるほど。我慢強く辛抱すれば、必ず成功するということか。
しかし、気になるのが冷たい石という言葉。
そもそも、いろんな石あるじゃないですか。
もう、灼熱のように熱い石もあれば、とんがっている石もある。
ここでいう、熱い石=自分にとって快適でない環境、とんがっている石=過酷すぎて身体壊しそうな環境です。
石がそもそも悪かったら、辛抱する意味がないということです。
それは辛抱ではなく、ただの自傷行為だからです。(精神的な意味で)
自分の力にフタをする環境かどうかは、自分しか判断できない
劣悪すぎる環境ならまだ良いんです。
問題なのは、「劣悪なのか…?」と迷うレベルの環境です。
例えば、「業界じゃこれは当たり前だからね」レベルのパワハラ、その会社ではまかり通っている「いびり、陰口」がある環境とかね。
これは、なかなか他人に話しても、「え…それうちにもあるよ」と分かってもらえないことが多いです。
自分で「この会社おかしいでしょ」「この組織やばいでしょ」って思っているなら、それはおかしいんです。合わないんです。
他人に相談はしても良いですが、分かってもらう必要はないんです。結局、決めるのは自分ですから。
石の上に一年でも半年でも良い
3年が判断にはベスト、3年以内にやめると「我慢できないね」「辛抱が足りない」と批判されることもあると思いますが、年数なんて人それぞれです。
気付ける人は、半年で見切りをつけて次の環境に進むでしょうし、3年以上かかっても気付けない人はいます。
要は、1年、2年の段階で今いる環境に疑問を持った時点で「遅かれ早かれ」なのです。
あとはいつ決断するかなのですが、決断は早い方が良いですよ。
今は、会社にいなくたって、色んな働き方をして生計を立ててる人がたくさんいます。
石の上に三年ということわざに惑わされず、自分の感覚を信じていきましょう。
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俵谷 龍佑
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