強みを伸ばした方が周囲に評価される
前職でケアレスミスをしてしまうおっちょこちょいな部分を直そうと、タスク管理や時間管理の本を読んで改善を試みましたが、社内失業してしまいました。入社して半年で自分は担当していた取引先も外されて、上司のサポートしていた仕事も外されました、究極的に自己の存在を否定せざるを得ない状況に直面しました。
このことを受けてある事実に気が付きました。それは…
「ダメな部分を直しても実はプラスの評価はもらえない。ただ凡庸な人になるだけ。」
「得意な部分、強みを徹底的に磨く方がすぐに目立つことができて、評価をされやすい」
いつまでもダメな部分にフォーカスをあてていても、自分はいっこうに日の目を浴びない。ただ凡庸・平凡になっていくだけだ。
そう気が付いて退職をしました。
強みを伸ばしていけば、ひた隠しにしたい弱みは気にならなくなる
私は、要は組織で働くことに向いていないんだなと思います。
弱みが目立つ環境から離れるべく、独立をして自分をコントロールできる環境に身を置きました。そして自分の強みである、企画力やライティングスキル、デザインスキルを伸ばしていくことにしました。
そうして半年、強みにフォーカスして行動してきた結果、自分の弱みは強みに隠れて気にならなくなりました。強みって基本的に自分が得意あるいは好きと認識していることなので、評価もされやすいし、ネガティブになりにくい。自分も気にしなくなったから、他人も気にしなくなりました。最近、本当にこの強みを伸ばすことの力の強大さをつくづく実感しています。
以前の自分にもし会えるなら、「周囲のやつがお前のダメな部分にしか興味ないのならそいつらは見る目がない」と言ってやりたいです。
ダメな部分にしか興味のない人と長い間一緒にいてもいいことなんてありません。すぐに離れるべきなのです。視点を変えて強みを伸ばすようになったら自分を必要としてくれる人がたくさんいることに気が付けます。
俵谷 龍佑
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