僕が、ADDの症状を改善するのに実際に効果のあった手段を紹介していく連載記事です。
※もちろん、人によっては個人差があるのでご了承ください。
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最近はめっきり、先延ばしすることも減りました。
それは、このブログの「改善記録」のコーナーで紹介していることを一つ一つ取り組んでいるからだと思います。
今回は、具体的な方法というよりは、マインド・考え方の話。
やる気がないのではなく、締切や期限といったプレッシャーに弱いだけ
一見、締切や期限があるものを先延ばししてしまうのは、やる気がない、ただ怠けているだけと思ってしまいますが、これはADDの特性、というだけ。
ただ、人よりも締切や期限といったプレッシャーに弱いだけ。
つまり、やる気がないわけではありません。
ここで、先延ばしにしてしまう自分を責めても仕方ないです。それで、どんどん自信が失われてしまう方が問題です。
なぜ「先延ばし」は起こるのか?
なぜ、先延ばしって起きてしまうのでしょうか?
上にも書いたように、締切や期限といった言葉が頭をちらつき、「もし失敗したらどうしよう」など、いらぬ考えが頭を支配するから。
作業を妨害しかねない不安を取り払おうと、他の作業に移ってしまうわけです。
例えば、簡単な机の整理や伝票整理など。
でも、これはある意味適切な脳の使い方なのです。なるべく、疲弊させないために、脳が最適化してくれているもの。
なので、「先延ばし」の行動自体を責めてはいけません。
原因は、自分の予定の立て方や行動の起こし方など、別のところにあったりするからです。
いつでも「先延ばし」できるよう、少しずつやっておく
当たり前すぎる結論で、元も子もないのですが…。現状、僕が先延ばしに悩むことがなくなったのは、ここです。
何もせずに、ただ先延ばしするだけでは、仕事や生活に支障がでるのは明白ですね。
しかし、1日10分でも30分でもやっておけば、たとえ先延ばしをしても、幾分かマシになります。
つまり、僕は「先延ばし」することを禁止することをやめたのです。
いつでも先延ばしできるように、少しずつやると考え方を改めたのです。
この考え方をするようになってから、常に焦りを感じることもなく、日々ゆったりと過ごすことができるようになりました。
まとめ
まとめると…
- やる気がないわけでなく、ただ締切や期限に弱いだけ
- 先延ばしを禁止せず、「いつでも先延ばしできるように」という心づもりで少しずつやっておく
ということになります。
先延ばしグセは、上手く付き合えると、とても心強い味方になります。
ぜひ、参考にどうぞ。
俵谷 龍佑
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