久々の相談者さんからのお悩みによる回答です。
①ADDを周囲に理解してもらえない、②ADDの自分がどのように自分らしさを発揮していけばよいのか分からない
というお悩みでした。
では、早速以下にて回答していきますね。
自分の力が最大限発揮されない環境に身を置いているだけかも?
まずは、「ADDを周囲に理解してもらえない」という質問から。
相談者さんは、友人が「ADDという障害を理解してもらえない」ということでした。僕もこれは経験があります。
というより、今でもそう。分かってくれているようで、やっぱり当事者じゃないから、理解はされないんですよね。これ、意外と悲しいんですよ。
やっぱり、当事者じゃないから100%理解されるのは難しいかもしれません。
しかし、保守的であったり、視野が狭いという周囲の人の価値観によって、理解されていないというのであれば、話は別。
「いやいやどうせ、サボってるだけでしょ?」「言い訳にするなよ」みたいなことをいう人や環境は、まずもって考えのキャパが狭いので、いち早くその関係から離れることをおすすめします。
発達障害の人において、”至極全うな意見が一番敵”だからです。
まとめると…
- 慮ってくれている友人でも、100%理解するのは難しい
- 度量が狭い、視野が狭い人だと、発達障害を理解されず、自分の価値を否定されがち。そういった人との関係は断ち切るのがおすすめ
「ADD=弱点」を打ち消さず(否定せず)、強みにとらえていく
次の、「どのように自分らしさを発揮していけばよいのか分からない」という質問に対して回答しますね。
僕は、1年間くらい、この自分の障害のADD(注意欠陥障害)についてブログを書き続けて、ようやく自分の強みはADDであると受け入れることができました。
しかし、この考えが全員に当てはまるとは思っていません。なぜなら、僕はADDの症状が軽い方だからです。
ただ、弱みを強みに変えていくという考え方は、とても合理的だし、無理をしない生き方だなと最近思っています。
そのためには、まず弱みを受け入れるところから始まります。受け入れるには、どうすればよいか?
とても、簡単なことなのですが、やはり自らどんどん自分の弱みを公表していくこと。
僕は、周囲の人に理解されなくても、あえて自らADDの話をします。今でも躊躇します、「言い訳がましく聞こえちゃうかな」とかどうしても考えてしまいます。でも、なるべく言うようにしています。
そうやっていくことで、ADDを知らない人にも障害のことを分かってもらえるし、あと何といっても、人は人の欠点をそこまで気にしていないということが分かります。
ここまで書くと、「僕(私)には行動力がないからできない」と思われるかもしれません。
しかし、そんなことはありません。大切なのは、恥ずかしさをとっぱらって単純なみっともない一歩を踏み出していけるかどうかだと僕は思っています。
僕は実際にそうやって、ようやく今の状況まで好転させることができました(世間からはどう見られているか知りませんが、僕目線では)
なので、ぜひ相談者さんも、勇気を出して一歩を踏み出していただけると幸いです。
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俵谷 龍佑

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