Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
独立して色々な人に会うようになってから、ネットワーカーの方にしつこく勧誘をされたことが何度かあります。
最初に断っとくけれど、ネットワークビジネスの仕事自体を否定しません。
僕のやっていることに興味があるとアポイント取っておいて、実際に会ってみたら、ただのネットワークビジネスの勧誘だった…
という卑怯で悪質極まりない手口を使うのが許せないのです。
時間泥棒です。
ネットワーカーなら、真っ正面から堂々と勧誘しに来いと言いたい。
コソコソとやられるのが一番嫌いです。
「ネットワーカーからの勧誘はもうごめんだよ!!」という方のために。
今回はネットワーカーの典型的な特徴をお伝えします。
とはいえ、僕が会った人の共通点なのであくまで個人的な意見として聞いてもらえればと思います。
1.数回会っただけの人から、久しぶりにSNSで連絡が来る
1〜2回しか会ってないのに、数年ぶりにいきなり連絡がきたら要注意。
ご近所さんとかいうなら分かるんですよ。
でもちょっとした交流会で出会っただけの接点しかないのに「久しぶりー♪」みたいな挨拶はLINEのスパムメッセージばりに怪しいです。
ネットワークの勧誘でないにしろ、何か裏があると思った方が良いでしょう。
2.やたら自分の「師匠」を紹介したがる
怪しみつつも実際に会って話してみると、聞いてもいないのにこんな事を話し始めます。
「実は今、色々教えてもらっている師匠がいて…」
まあ、ここまでは良いのです。師匠なんてマジックやお笑いの世界にもいますから。
問題は紹介してくることです。
紹介の意味って何です??自分の師匠なら、他の人に紹介する必要がないと思うのです。
何だか「お金」のニオイしかしない。
実際にその「師匠的な」人が何しているのか聞いてみると…
・海外を飛び回っている
・不動産収入で生計を立てている
・物流の仕事
・若干20代の若手経営者
などなど。
まあ曖昧な答えが返ってくるわけです。もう胡散臭いったらありゃしないw。
「一体何を教わってるのか」が全く見えないから余計に怪しいのです。
本当に弁が立つ人だと、「芸能人のだれそれと知り合いで…」といったメリットがあるような言い回しをしてきます。
ただ、この話を聞いても「何となくしっくりこない感覚」があるのなら、やめておきましょう。
自分の感覚ってかなり大切で、一番危ないアドバイス・助言は「論理の筋が通っているだけの話」です。
3.「不労所得」「権利収入」という単語を多用する
さらに話を進めていくと「不労所得」や「権利収入」という小難しい単語を駆使してきます。
不労所得とは、働かなくても収入が入る所得のこと。
家賃収入がまさに良い例です。
「不労所得を得て、若いうちから海外でのんびりしたくない?」
「権利収入を得て、自分のやりたいことを好きなだけやる人生って素敵じゃない?」
これらは、ネットワーカーの方の常套句で典型的な特徴なので、覚えておきましょう。
不労所得はそう簡単に作れません。
まず前提知識が必要だし、不労の状態にするまでは長い年月がかかります。
ですが、この話って、ビジネスに疎い、独立といった世界を知らない人にとっては未知の話だと思います。
だからといって「なんだかスゴそうだからやっておこう」みたいな感じで鵜呑みにしてしまうのは危険です。
「不労所得」や「権利収入」はネットワーカーのテンプレ用語。
騙されてはいけません!!
4.書籍「金持ち父さん 貧乏父さん」をゴリ押ししてくる
粘着なネットワーカーさんは、みんなこれを揃いも揃って薦めてきます。
もうね、本当にゴ・リ・オ・シ!!!とっくに読んだっての!!!!
本当に強調したくもなりますよ…。耳にタコできるくらい聞きました、この本のタイトル。
普通に良い本なのですけどね。
「クワドラント」「キャッシュフロー」という聞き慣れない単語が出てきたら、怪しんで下さい!
高確率でゴリゴリ営業をしかけてくる粘着ネットワーカーです!!
実はSNSの投稿からも何となく「この人はネットワーカーくさい…」というのを見抜くポイントがあります。それもあわせて紹介します。
5.美容に関心のなかった知人が、急にマクロビやファスティングを始める
マクロビとは、マクロビオティックの略で「穀物や野菜、海藻などを中心とした日本の伝統食をベースとした食事を取ることで健康的な暮らし・体を作る考え方」です。
ファスティングとは「半日から3日ほどの間、食べ物を摂らずに水や栄養ドリンクだけで過ごすダイエット法」のことを指します。
ネットワーカーが扱っている商品って美容関係のものが多いから、自然と美容に関心を持つ人が多いようです。
ただ単に興味を持ってやっている人もいるので、一概にはもちろん言えません。
まとめ
と、ザクっとネットワーカーに勧誘された僕の実体験を踏まえて紹介しました。(もちろん、フェイク入れてます)
こういった勧誘を未然に防ぐには、過去記事にも書きましたが情報弱者にならないことです。
僕のブログはもちろん、色々な面白いブログがたくさんあります。そういった情報を収集することで、ネットワーカーによる強引な勧誘に遭遇する機会も減るのです。
あとは、こういった書籍を見て、自分の危機管理能力をつけておくのも良いでしょう。
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俵谷 龍佑
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