俵谷 龍佑です。
昔は、とにかくやりたいことをやろうと踏みだそうとしては、「中途半端な状態はみっともないし、人に見られたくない」って思って、結局行動を起こせずにいた。
発展途上の自分を否定すると、いつまでたっても行動できない
自分を例に挙げれば、『ドラムで稼げるようになりたい』と周囲にいっておいて、ドラム下手くそだし、結局、何をしているかよくわからない人と見られるのではないかと恐怖を感じて、結局、行動すら起こせなかった。ただ、最初からいきなりドラムを叩いて、稼げる人なんていないわけで、着実にレベルアップしてその自分の目標になる。
発展途上の自分を乗り越えないと、目標の自分には到達できないと気がついた。
力不足だからと「準備」するより、やりたいことに向けて着実に1歩踏み出す
少しドラムを叩いてないブランクの時期があったから、「ドラムのスキルアップをさせてから本格的にしよう」、「少しバンド活動の経験を積み上げてから本格的にしよう」と今まで自分の能力に自信がないから、「本格的に」という言葉から避けてきた気がする。
『「できればプロで」をいつまで続けるのか?』この質問を自分自身に問いかけて、このまま中途半端なスタンスでやっていても意味がないと思い、会社をやめることにした。自由な時間で思う存分、音楽ができるように。
会社をやめる経緯についてはこちら
https://orezinal.com/150072
https://orezinal.com/150073
能力不足で当たり前
新しいことに挑戦するのだから、能力不足で当たり前のはずなのに、「能力が足らないからできるわけがない」といってずっと音楽から遠ざかってきた。だけどいろいろな人の経営者のインタビューや書籍を読んで、最初はゼロからのスタートで、みんな能力はそれほど高い状態ではなく、挑戦していく中で能力をつけていることがわかった。
今は発展途上の自分だと自覚している。山でいえば1合目あたりを登山しているところ。まだまだ、音楽をする自由な時間は全然自由にとれていないに等しい。それでも失望していない。これから能力はつけていけばいいと思っているから。
まとめ
理想に行くまでの中途半端な状態。虫でいえば、幼虫やさなぎの状態。今まで、全然美しくない状態から目を逸らして、今まで行動してきたなと最近思う。一番大切なのは、理想の自分より今と理想の間にあるカッコ悪い、美しくない、みっともない自分をいか受け入れられるかだと思う。
俵谷 龍佑
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