「特に、これといって不満はないが、このままいるのも嫌だ。しかし、明確な退職の理由がないから、会社を辞められない。」
…っていうのは、思い込みに過ぎないんですよね。
僕は、前職で辞める時に、退職の理由がふわふわしているってことで、何度も却下されました。
しかし、退職の理由は辞める上で本当にどうでも良いのです。
大前提として、退職の理由を納得してもらう必要はない
ものすごいドライに言えば、これから違う道を行く人と意見は分かれて当然です。
「今までアットホームにやっていたから、関係を壊したくない」と思うかもしれません。
しかし、自分が辞めたいと思っているのに、その雰囲気にズルズル引っ張られる方が僕は良くないと思っています。
起業したい、世界一周したい…なんて、壮大な退職の理由である場合は、なおのこと賛成してくれる人は少ないと思います。
なぜなら、起業する人や世界一周する人の方が少数派だから。
突飛なことにチャレンジする人ほど叩かれます。
僕も、新卒1年目で独立するから辞めたいと言ったから、周囲から反対されました。
まあ、僕の場合は、それだけの理由でやめたわけではありませんが…。
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もし、壮大なチャレンジをするために会社を辞めるなら、当たり前の論理、ロジックには惑わされてはダメです。
これからやろうとすることは、良い意味で非常識なことだからです。
普通を疑わないといけないんです。
自分の中で明確であればOK、他人の視点はどうでもよい
「明確にする」って行動がそもそも他人視点になっているんですよね。
他人視点で、退職の理由を考え始めてしまうと、どんどん一般化し、しまいには「あれ、やっぱり退職なんて間違っていたかも」なんて思い始めてしまいます。
他人は他人、自分は自分。
自分の中で明確に「やめたいな」という思いがあればそれで良いのです。
別に、退職の理由なんて用意する必要はない。
明確にしなきゃと思うから、変な方向に自分の思考が流れるのです。
どうしても辞めさせてくれないなら、ウソをつこう
「退職の理由を教えろや!どアホ!」としつこく聞いてくるブラック上司だった場合、適当にウソついてあしらっておきましょう。
そもそも、退職の理由があいまいだから辞めさせないなんて、法律違反です。
その時点でブラック企業認定なので、まともに相手にする必要がありません。
なるべく、論破されない退職の理由を考えて、それらしいことをいっておきましょう。
「辞めさせてくれない=自分は間違っている」とついつい結びつけてしまいます。
僕も、自分が用意した退職の理由を論破された時、自分は間違っていると思ってしまいました。
しかし、今振り返れば、自分の意見を信じてもっと早く辞めておけばよかったと思っています。
だって会社辞めるかやめないかなんて、その人それぞれの人生の決断じゃないですか。
本来は、他人にどうこういわれることじゃないんですよね。
自分の決断が信用できないなら、外の広い世界を知ろう
「それでも、色々な否定されてどうしても自分の気持ちが信じられなくなった…」
もしかしたら、そういう場合は、まだまだ多くの情報に触れていないからかもしれません。
より多くの企業や働いている人を知ることで、自分の意見(退職の理由)が妥当か判断できます。
例えば、様々な人の生き方を知りたいなら、「パラフト」「仕事旅行」といったメディアがおすすめです。製造業を知りたければ、「工場タイムズ」あたりがおすすめですね。
あとは、様々な転職サイトに登録して、いろいろな仕事についてパラパラと見て働き方に対する知見を広めるのもアリです。
あなたの貴重な考えやチャレンジ精神を一つの環境にとどめておくにはもったいなさすぎます。
ぜひ、様々な外の世界を見て考えてみましょうね。
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俵谷 龍佑
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