みんなが分かる言葉に置き換えようとすると、自分のやりたいこと・なりたい姿から遠ざかる

働き方、生き方
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俵谷 龍佑です。

ドラマーとしてバンドで飯食っていくという状態にしていきたいというのは、目指すところではあるが、自分でもまだまだピンときていないし、どういう状態になりたいかという青写真も完成されていない。

ということもあって、最近は時間が許す限り、定期的に自分のやりたいことについて考えることにしている。

「自分のやりたいこと」が分からなくなってモヤモヤした時にいつもお世話になっている5コの質問
僕はドラムを演奏することで生計を立てていきたい。 そしてそのために、まず最初のステップとして音楽に専念すための時間を確保するべく正社員を辞めて、現在は個人で時間と場所の自由が利く、ライターという職業で生計を立てている。 このように何度も過去...

少し面白い発見があったので共有したいと思う。

白か黒で選択すると、大切な部分が抜け落ちる

白か黒かで判断すると、間にある大切なものが抜け落ちてしまう。以前、似たようなテーマで記事でも書いた。

音楽をやりたい理由を「人の背中を押す仕事をしたい」ときれいにまとめたら、ちっとも自分に響かなかった
うまくいかないとき「やりたいことってなんだろう?」「本当にこれはやりたいのか」と問いかけるときがある。 私はちょうど社内失業をした時だった。 本気で自分と向き合った時、あることに気づいた。

例えば私の場合、
『ミュージシャンとして稼ぐためには、他のことを切り捨てて、音楽を最優先する。専念したら、ほかのことはしてはいけない、というかできないだろう」

今までこのように、ミュージシャンとして活動をしていくならば、それ以外の選択肢は除外しないといけないと思っていた。

自分自身が人生を通して何を一番優先したいのかを考えることもせず、ライターの仕事やブログなどよりも高い比率でやらないといけないと決めつけていた。

だが、実際に考えてみたら、今やっているライターの仕事やブログなど、なかには音楽と実は切っても切り離せないものもあると感じた。

上のように、【専念するものー専念しないもの】の構図ではどうしても決められないものもある。自分が本当に何をしたいのかを白か黒かで決めてしまうと、結局、自分の望んでいない生き方になってしまうかもしれない。

優先順位付けさえできれば、全て選択できる

やりたいことをどうしても一つに絞らないといけないという固定概念があったのだが、それは全く違うと感じた。

一つに絞る理由はあくまで力が分散しないために、成果を出すために必要な要件なだけである。

私の場合は、ミュージシャンとして食べていくのであれば、今の文章を書く仕事が8割という生活から逆転して、作曲やバンドにかかわることなど音楽に関することを8割以上にしないとダメだとどこかで決めつけていた。
自分のなりたい姿を考えた時に、音楽だけでなくライターやもともと興味のあるコーチングという仕事をしたいという気持ちであったり、海外を飛び回りたいという気持ちであったりミュージシャンという肩書きだけではとどめられない、とても一つの枠に収めるのでは論理が破綻してしまうことに気がついた。

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程度や度合いを完全に無視をしていた。

すべて捨ててしまう必要はないと感じた。優先順位をつけて、やっていけばいいだけだと思っている。もしかしたら優先順位が並列のものもあるかもしれない。これも前述したとおり、白か黒かで決めないのがミソだ。

優先順位というのは「いつ行うか」で分けるものではなく、「どのくらい自分の人生に密接にかかわっているか」を指すものと思っている。普通の優先順位であれば、こうなる。

名称未設定

だがこの方がふさわしい。

名称未設定2

 

ひとつずつやらないといけないということではなく、複雑にからみあっていることのほうがよっぽど多い。

まとめ

もちろん力が分散するから、ひとつのことに専念をしたほうがよいが今まで自分は「0%か100%」という極端な構図にしていた。

本来、「0%か100%」という図式はなく,20%とか30%とかそういう選択肢もあるわけだ。

ただ20%とか30%は世間としては「中途半端」としてとらえられてしまうために、「中途半端になってしまうからできない」という先入観にまんまとはまっていた気がする。

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俵谷 龍佑

俵谷 龍佑

京都が好きすぎて移住|25歳で独立|未経験でライターに|顧客課題を共に考える|採用・地方創生とBtoB向けSEOが専門領域|気合いではなく仕組みで解決|トラベルライター|ADHDグレーゾーン|自分らしく働ける人を増やす|大衆食堂と町中華|新しい働き方LAB 京都コミュマネ|ハフコミュ 2期|信楽たぬき|