Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
いくら、会社がブラック企業であっても、会社を辞めるのにはなかなか勇気がいるもの。
僕は「新卒1年目」と相当キャリアが浅い段階で退職をしたので、
「論破されてしまうのではないか?」
ということが頭に浮かびました。
僕は何度も、退職の意志を上司に告げたのですが、論破されていました。
しかし、あることを退職理由に盛り込んだことにより、辞めることが出来ました。
会社をスムーズに辞められる退職理由
ヘッドハンティングをされた
実際に、僕は知り合いの起業家からヘッドハンティングされていたので、事実ではあったのですが、これは相当有効です。
なぜなら、会社が引き止める理由がなくなるからです。
「まあ、それなら仕方ないか」と言わざるを得ません。
ただし、同業種からの引き抜きで、今勤めている会社が大手の場合、「え?うちに残った方が良いんじゃない?」と論破されます。
違う業界へ転職したい
違う業界に行くという事に退職理由に対案が出せないので、有効です。
もちろん、引き止めの際に、理由を根掘り葉掘り聞かれると思いますが、全て正直に答える必要はありません。
そもそも、会社を辞める自由は法律で定められています。
また、理由がブレブレでそこに対して難癖つけられるかもしれませんが、そもそも自分が一番分かっているはずなので、気にする必要はありません。
もともと追いかけていたものを再度目指す
これは、ウソをつくには壮大すぎるので、本当にこれが退職理由の一つに含まれている場合にしておきましょう。
「甘い」「失敗するぞ」といわれるとは思いますが、会社で実行できるものではないことが分かれば、長く引き止められることはありません。
退職理由にはしっかりとした裏付けを
よっぽど理不尽なブラックな環境で、もう耐えられない!という状況でない限りは、とりあえず上司に退職の意志を伝えましょう。
対面で直接話して退職理由を伝えることになるので、退職理由には一応ツッコミどころがないように裏付けを作っておきましょう。
裏付けで最も大切なのが、全て自分に紐付いていることです。
環境のせい・体調のせいとなると、「じゃあ部署異動すれば?」「ちょっと休めばいいんじゃない?」と言われるのが関の山です。
別のことをしたい→部署異動
ギャップを感じ始めた→もっと続ければわかる
今いる環境が整備・改善されても達成できないことを退職理由にするのがコツです。
僕は、論理武装をせずに、退職の意志を伝えたものだから、退職までに半年の時間がかかりました。
一度、面談が終了してしまうと、次の面談をいつまでにセッティングしてくれるか分かりません。
もちろん、「勝手に辞めれば良い」のですが、そこまでの勇気を持てない人も多いでしょう。
できうる限り、有効な退職理由を考えて面談に臨みましょう。
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俵谷 龍佑
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