Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
ブログを始めて、2年とちょっと。
2年という歳月は長い、、当初はここまで続くとは思っても見ませんでした。
始めてから1年半くらいまでは、アクセス数を追い続けていましたが、今はもう止めました。
理由は以下にて。
訪問する数が多くても、すぐ帰られていては意味がない
ブログをする目的によりますが、まず情報発信をしている手前、記事を最後まで読まれないのは書き手としては悲しいですよね。
訪問者数がたとえたくさんいたとしても、すぐに帰られてしまっては意味がありません。
しかし、「読者が納得のいく情報を取得できたからまっすぐ帰った」という可能性もあるので、一概にすぐ帰ることは悪いことではないのですが、やはりブログ、メディアとして健全な状態にはなりにくいです。
アクセスが多ければファンが多いとも限らない
アクセスが多いからといって、ファンが多いとは限りません。
ブログという世界では、まぐれや運でたった1ヶ月で30万〜50万PVに到達する人もいます。
だからといって、そのアクセスの大半はファンということは考えにくいです。
例えば、はてなブックマークでバズる、NewsPicksに掲載されて、そこからユーザーがドバっと訪問しているという状態だと、新しもの見たさで来ている人も多いわけです。
つまり、愛読者ではなく「何だろう?」という感じで覗きにきているのです。
なので、アクセス数が多くても、ファンが多いとは限りません。
アクセス数だけでは決して見えてこない、読者の熱量
実は、ブログを始めたばかりでも、定期的に読んでくれている方はいたりするのです。
まだ、僕がブログを始めて半年くらい、アクセスも1万PVもない状態でしたが、SNS経由で「ありがとうございました」「とても参考になりました」といった感謝の言葉、中には長文で感謝の気持ちをいただいたこともありました。
僕は、この時にアクセス数は関係ない、読んでくれている人はいる、ということを知りました。
アクセス数というものに囚われると、つい「読んでいる人なんているのか?」と思いがち。
SNSにいいね!やリツイートがつかないと「最後まで読まれているのか?」って不安になりがち。
しかし、読んでくれている人は必ずいます。正確には、その人のペースで読んでくれています。
読者といっても、「1ヶ月に一回読む人」もいれば「每日読む人」「タイトルだけ読む人」など、様々な方がいるのです。
読んでいる人に届けるつもりで書く。そうすれば自然と読む人が増える
もちろん、検索で上位を狙うために多少なりともキーワード戦略などは必要です。
しかし、機械的にただ書くより、読んでいる人に向けた人間味のある文章の方が、SEOには不利でも、長い目で見たら自然と読者が増えます。
そう考えたら、僕はこういう記事を書くのを止めました。
- SEO狙いだけの記事(自分のブログの読者にとっては価値がない)
- 自分以外でも書けそうな記事
- 読み手が不快に思うような話題・トピック
結局、ブログは読む人ありき。
読まれなくなったら、ブログではなくなってしまいます。それは日記。
相手への思いやり、そして読者がいることへ感謝を感じる。
この点を忘れずに、引き続きブログ更新をしていきたいと思います。
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俵谷 龍佑
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