Web集客の専門家、俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
やりたいことを理想にできたら、なんぼほど嬉しいかといつも思いますが、現実はそんな簡単ではありません。
僕がやりたいことは、このブログでもさんざん書いておりますが、ドラムの演奏や音楽イベントを企画して食べていくというもの。
しかし、なかなかこれらだけで食べていくには、果てしない道のりで、他の仕事による収入源に頼らないといけないのが現実。
やりたいことを「仕事にしやすいもの」と「仕事にしにくい」ものがある
やりたいこと、特に音楽やデザインと言ったクリエイティブ系だとなおさら難しい傾向にある気がします。
やりたいことには、「仕事にしやすいもの」と「仕事にしにくいもの」があると思うんですよね。
しやすいもの・しにくいものの境界線は何かと考えてみたら、以下のようなことなんじゃないかと勝手に考えました。(他にもあったら教えてください)
仕事になりやすいもの
- 誰もがやりたがらない面倒な仕事(葬儀や介護、掃除など)
- 常に需要のあるもの(三大欲求に関わるものなど)
- 誰も手を付けていない新しい市場(新技術など)
仕事になりにくいもの
- あったら良いけど、なくても困らないもの(芸術、娯楽関係など)
- 価値に正解がないもの、人の尺度によって価値が変わるもの(デザイン、音楽、ライターなど)
- 文化に根付いてないもの(カウンセラーなど)
まあ、あくまで一例で出しただけなので、深い意味はありません。
こんな感じで、なりやすい・なりにくいというのは、必然的に出てくるものなのかなと思っております。
今やりたいことに囚われずに、常にやりたいことを増やす努力も必要
僕は学生時代、音楽一本で生活をすることを考えてました。
運悪く、収入になりにくいものに僕は魅了されてしまったのです。
しかし、音楽だけで食べていく!といっても、それだけでは手段が限られて行き詰まってしまいます。
だから、僕はライターやWebマーケティングというスキルをつけることにしました。
なんでかといえば、音楽をする上で絶対に役に立つと思ったから。
そして、僕はWebやITの仕事、書く仕事に興味があったから。
結局、元々やりたいことに固執しすぎると、すぐに破綻をきたしてしまうんですね。
だから、やりたいことを広げる努力も必要なのです。
そのためには、「好奇心」という能力が重要
僕は、やりたいことを増やすためには、必要なことは考えることよりも、「好奇心を伸ばす」ことが何より大切なのだと思います。
好奇心がなければ、いくら考えても「やりたいこと」や「楽しいこと」は浮かびません。
いろいろなことに興味があって、自分の視野が開けるからこそ、ふとした瞬間にひらめきが出るんだと思います。
好奇心は「自信の器」の大きさで決まる
好奇心は生まれつきみたいな印象ですが、僕は後天的にも伸ばせると思っています。
なぜなら、好奇心は「自身の器」の大きさで決まるから。
好奇心と自信って大きな関連性があると思っています。
例えば、友達が壁をよじ登るボルダリングに行きたいという話をしていたとします。
この時、運動神経に自信がなく、体力にも自信がなければ、たぶんあまり乗り気にはならないと思います。
ここで問題なのは、運動神経を高めて体力をつけるということではなく、過去のことにとらわれずに、自分ならできるでしょ!という意志を持てるかということです。
誰でも最初から自信があるわけでもないし、好奇心があるわけでもないと思います。
じゃあ、自信の器はどうやって大きくするかという話ですが、過去記事にも書きましたが、とにかく自分とのささいな約束も守ること。
明日ジョギングする!と決めたら、たとえ乗り気じゃなくても、天気が悪そうでも行く。
この積み重ねで、自信は大きくなります。
自分の怠け心、面倒くさがりな自分に打ち勝つ経験の数が、自信を大きくします。
別に、富士山登るとか、海外行くといった大きなことをする必要なんてないのです。
ただ、ささいな自分との約束を守るだけ。
まずは、この小さなスタートから、自信を身につけ、好奇心を高めていきましょう。
まとめ
ついつい、やりたいことに固執してしまいますが、それよりもやりたいことの総数を増やしたほうが、より早く充実した生活が送れると思うんですよね。
今のやりたいことは何も捨てる必要はなくて、新しくやりたいと思ったことと一緒にやってもよいし、掛け合わせて新しいものにしてもよいと思います。
まずは、自信をつけ好奇心を高めて、やりたいことをとにかく増やしていきましょう!
俵谷 龍佑
最新記事 by 俵谷 龍佑 (全て見る)
- フリーランスは「地雷案件」や「炎上案件」と、どう向き合うべきか? - 2024年5月3日
- 紹介だけで仕事が回る人がハマる落とし穴とは? - 2024年4月27日
- ミスをした人は能力不足?それともルールの欠陥にハマった犠牲者なのか? - 2024年4月18日
- ビジネス書では教えてくれない、フリーランスがあまり直視したくない現実を言語化してみた - 2024年1月17日