俵谷 龍佑(@tawarayaryusuke)です。
今では、スタバなどおされな様相を呈したカフェで、コーヒー片手に仕事をする光景も当たり前になってきましたが、ノマドワーカーはいろいろな場所で仕事ができるメリットがある反面、セキュリティリスクの脅威に晒されていることを知っていますか??
昨今、ハッキングの方法は巧妙になっていて、とても想像の及ばない方法でハッキングが行われています。
外のカフェやシェアオフィスでよく仕事をする人には読んでもらいたいエントリーです。まあ、自戒も込めてです。(※紹介している方法を決してマネしないでください!)
1.セキュリティソフトのダウンロードを促してハッキング
このハッキングの方法は、よく見る人も多いのではないでしょうか。
フリーソフトなどをダウンロードすると「ウィルスが侵入しました。セキュリティソフトをダウンロードしてください」という警告文が出るといったもの。
このハッキングの方法はかなりやっかい。組織や企業を利用して情報を詐取する巧妙な手口です。過去には、「New York times」のWeb版がこのハッキングの方法に利用されたというのだから驚き。
2.無線Wi-Fiを通してハッキング
無線Wi-Fiはパスワードを入力してログインする度に「暗号化データ」というものが通信されます。
実は、その暗号化データは専門知識を持った方であれば簡単に読み解くことができてしまいます。この穴をついてハッキングの方法に悪用されます。
不特定多数の人が利用するカフェや空港などの無線Wi-Fiなどは要注意です。勝手にパソコンに侵入してデータを引き出すウィルスを仕込まれてしまう可能性が十分にあるためです。
だいぶやっかいなハッキングのやり方ですね。
3.Bluetooth接続のデバイス経由でハッキング
この記事に衝撃のハッキングの方法が書いてありました…。
トイレなどで離席したスキに、Bluetoothのマウスやキーボード経由でハッキングしてデータを抜き取るウィルスを仕込むというやり方。これじゃ、パソコンの中にもファイルをうかつに保存できん…。
4.オフラインでもハッキングする方法は存在する
ここに書いてました。実際に、知らない人のパソコンにハッキングできる可能性はビミョーですが…。
パソコンの電力を解析し、ハッキング
そもそも、ハッキングしたい本体に解析するツールをつなげないとできない方法なので、ハッキングする条件が限定的にはなりますが…。何はともあれ、オフラインでもハッキング、情報のスキミングは可能ということです。
パソコンが発する「音」や「熱」を解析し、ハッキング
これはコンセント抜いたパソコンでも通用してしまうハッキングの方法だから怖い。
また、その本体と接続して解析する必要もないから今後、技術が発達すれば悪用される可能性が高いですね。
まとめ
と、ここまで書いてきましたが、「ノマドワーカーで働くのはリスクでいっぱいだ」という話をしたかったわけではありません。今は「こういう巧妙なハッキング方法があるから気をつけましょう」ということをお知らせしたかったのです。
セキュリティ対策はある程度、自分でできるはず。普段使うGmailやSNSの2段階認証の設定くらいはしておきたいところ。
過敏にセキュリテイ対策に躍起になる必要はないと思っています。それは、ハッキングの方法は時代とともに形を変えるもので、「いたちごっこ」だからです。
それより、ハッキングされても良いようなパソコンの使い方をすることの方が重要です。
例えば、
「重要な情報をパソコンに残さない」
「見られるとまずいものはパソコンに保存しない」
など、今一度、パソコンの使い方を考え直すことが重要だと思っている今日このごろです。
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俵谷 龍佑
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